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【横浜DeNA】2023年レギュラー争い~リリーフ編~
昨季2位で終わった横浜DeNAベイスターズ。
今季こそ25年ぶりの優勝を期待したいところですが、現在のチームの戦力がどうなっているのか、誰が開幕に入ってくるのかは気になるところです。
そこで現状の戦力を分析して開幕1軍選手や1軍争いの状況をポジション別でまとめてみました。
今回はリリーフ投手編です。
抑えの山﨑は6年契約で残留
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オフの心配事が山﨑康晃の去就でした。
MLB挑戦へ向けてのポスティング移籍が行われるのかと、ヒヤヒヤしていましたが、山﨑は残留を決め、球団とは6年契約を結びました。
山﨑が現在30歳なので、ここから6年契約ということは事実上の生涯横浜宣言です。
ファンとしては、これほど嬉しいことは無いでしょう。
その山﨑の起用ですが、当然抑えでしょう。
昨季抑えで完全復活しましたし、今の山﨑の代わりの抑えはいません。
チームで重要な抑えが最高の形で決まったのは嬉しいですね。
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昨季の山﨑は他球団の抑えと比較してみても失点が少ないですし、特に制球(BB/9)が安定してるのでランナーを出さない投球(WHIP)ができていました。
奪三振率(K/9)は抑えの中でも1番低く、三振を取る能力は下がってしまいましたが、これだけ安定していれば抑えとしては十分良いでしょう。
熾烈なセットアッパー争い
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抑えがバッチリ決まりましたが、そこへ繋ぐ7回・8回を任せる投手は熾烈な争いになります。
今の候補は伊勢・入江・エスコバー・ウェンデルケンの4人です。
伊勢は昨季8回を任され、リーグトップの71試合登板で大車輪の活躍でした。
入江も途中からセットアッパーに定着し、57試合に登板しました。
エスコバーはもう何年も結果を残してきた鉄人左腕で、昨季も70試合に登板しました。
そしてオフに獲得したウェンデルケンはこれまでMLBで144試合に登板した実績抜群のリリーフで、山﨑がMLB挑戦だった場合は抑えとして期待されていた投手でしょう。
この4人をどう起用するか、主に2つのパターンが考えられます。
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1つ目はウェンデルケンと伊勢にそれぞれ7・8回を任せて、エスコバーと入江を6回から起用する方法です。
こうすると先発が5~6回まで投げれば、あとは勝利の方程式へと繋ぐことができます。
この場合、ウェンデルケンと伊勢がそれぞれ盤石な状態で、シーズン通して投げても安定してる必要がありますが、もしそうなっていたらセ・リーグ最強の継投になるでしょう。
2つ目はリリーフの負担を減らす継投で、8回をウェンデルケンと伊勢で併用し、7回をエスコバーと入江の併用にする方法です。
昨季のリリーフ陣で特に伊勢・エスコバーらは登板数が多く、負担がかかっていました。ウェンデルケンを獲得したことで伊勢も併用できるようになりますし、これでリリーフ陣の負担を下げることができます。
残る1軍枠に誰が定着するか?
これで5人のリリーフが1軍に定着するなら、残る1軍枠は3人前後になります。
その1軍枠の争いもまた熾烈になるでしょう。
現時点での候補だけでも10人はいます。
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