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【横浜DeNA】西巻賢二、実は支配下登録に1番近い?【万能内野手】

DeNAの支配下登録は現在66名で、次に支配下登録になる選手が誰か気になるところです。
ここまでのところ、昨年から2軍で活躍してる勝又外野手や、今季村川外野手が次の支配下登録なのではと、ファンの間でよく噂されていますが、ここへきて西巻内野手も猛アピールしています。

チーム内トップの打撃成績

西巻は4/16時点でチーム内の規定打席の野手の中ではトップのOPSになっています。

打率はちょうど3割に載っていて、長打率・出塁率とも高く、それがOPSに反映されています。
支配下登録の野手と比較しても遜色なく、これなら育成選手にしておく理由はありません。
打撃だけでなく守備面でも貢献していて、2軍では遊撃・三塁・二塁の守りについています。
もともと楽天やロッテ時代も内野は全般的に守っていましたので、この辺りも特別育成にしなければならないほど悪いというわけではないでしょう。
なので打撃・守備ともに支配下登録級の実力が備わっています。

1軍の内野手事情

育成選手の中でも、西巻が1番支配下登録に近いと考える理由として、内野手でしかも遊撃手としても起用できるという点です。
1軍の現在の状態を見ると、外野は佐野・桑原・関根らが非常に良い活躍ですし、控えも大田・楠本・神里らがいて、現時点で彼らを変える必要はありません。
捕手についても同様で、伊藤光・戸柱・山本の3人で併用が上手くいっており、新たな捕手を上げる必要は無いでしょう。

しかし内野手については、レギュラーの牧・宮﨑は状態が良いとしても、ソトの状態がまだ上がってきておらず、ショートに至っては京田以外がかなり厳しい状態です。
林・森・柴田らはここまで結果と言えるほどのものを残せてないですし、むしろ2軍で調整させた方が良いほどでしょう。
彼らが1軍にいる理由は正直分からないですが、1つの理由として2軍からの代わりの選手がいないというのも、あると思います。

そうした事情を考えると、西巻を支配下登録にすることで、1軍に昇格させることができますし、代わりに不調の選手を2軍で調整に専念させられます。

西巻を1軍で起用するとしたら

では西巻が支配下登録されて1軍に上がった場合、どのような起用になるか。
現時点ではまだ内野のバックアップ要員という立場になるでしょう。
支配下登録されたばかりでは実績が1番下になりますし、何かあった時のバックアップという立場がメインになると思います。
ただ、試合中に1点が欲しい場合の代走起用や、終盤にセカンドやサードの守備固めとして起用されることはあるはずで、そうした中で徐々に実績を積み上げていくことが求められます。

西巻は2度戦力外になってますが、年齢はまだ23歳で大卒1年目と同じです。
今後の伸びしろも期待できますし、将来的にはレギュラーに定着する可能性もあるでしょう。
本人にとっても、2度戦力外を受けてますので、このDeNAが最後のチャンスとして考えているはずですし、早く支配下登録を掴んで1軍で結果を残したいはずです。
是非ともその気持ちをプレーで存分に発揮し、結果に繋げて欲しいですね。

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