見出し画像

【高卒ルーキー2軍打撃成績】池田・有薗・滝澤・中川らが好成績

高卒ルーキー2軍成績 打撃成績(9/10時点)

目立つのは池田・有薗・滝澤・中川

2軍もシーズン終盤になってきて、今季は誰が好成績を残せたかがはっきりしてきました。
1番目立つのは高卒ルーキーの中でも打席数が突出していて、かつOPS.650を超えている池田 陵真(オリックス)です。
ファーム漬けにされて実戦経験を沢山積んでいますし、四球数が多く出塁率がかなり高くなっていて、選球眼を磨いていけるとより打撃の確実性が上がっていくでしょう。
守備面では外野手として主に両翼を守っていますが、大体がレフトでまだ上手いと言える段階にはなっていません。
1年目として打撃成績は良いので、来季以降はせめてライトをしっかり守れるようになって守備面も磨かれてくると、1軍昇格が見えてくるでしょう。

有薗 直輝(日本ハム)は100打席以上のルーキーの中で最も成績が良く、将来のスラッガー候補として期待できます。
高卒ルーキーの2軍成績でOPS.700を超えているのは将来有望と言える好成績で、打率.250超えで出塁率も長打率も良く、こういう打者は3年目ぐらいから1軍に定着する可能性が高くなります。
守備面ではサードで固定起用されていて、守備範囲がそこそこあり失策もそれほど多くないので、1年目としては及第点と言えます。
2年目以降さらに守備が改善する可能性もありますし、将来のサードのレギュラー候補として期待できる結果を残せています。
唯一気がかりが三振の多さで、三振が多いと粗があって成績が上下しやすくなりますので、2年目以降は三振を減らしていくことが重要と言えそうです。

滝澤 夏央(西武)は高卒ルーキーの中でも今季注目を集めた選手です。チーム事情で早いうちに1軍で起用されましたが、遊撃守備の評価が高く、チーム内で源田に次いで起用されています。
また成績も2軍では打率.250以上、OPS.600以上で高卒1年目としては結果を残していますし、三振数がとても少なく盗塁が多い点など今後が期待できる要素もあります。
2軍の打席数が100打席を超えた程度ですが、1軍でも現状80打席以上出場しているので実戦経験も少なくないですし、今季は西武の将来の正遊撃手として期待できる結果を残しました。

中川勇斗(阪神)はまだ打席数が100を超えそうなぐらいで、そこまで沢山試合に出ているわけでは無いですが、まだ1年目の捕手なので守備練習を重視していたと思われます。
本来だと1年目はそうやって守備を鍛えるだけのシーズンになるため打撃成績は二の次として見ても良いのですが、中川は打率.280超え、3本塁打、OPS.800以上という大きな結果を残しています。
また守備面でも100イニングを超えてまずまずの結果ですし、1年目でこれから攻守で更に伸びしろがあると考えると、非常に期待できる捕手と言えるでしょう。
今季は出場機会が少ないことだけが気になるので、来年以降はもっと2軍戦に出して実戦経験を積んでいけると、攻守で更に成長が期待できるでしょう。

DeNA粟飯原はどうか?

ここから先は

458字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

良かったらサポートお願いします!更なる野球分析と優良記事作成に活用させていただきます。