【横浜DeNA】ファームで主に起用される選手の予想
ファームの起用は育成と調整が目的のため、球団方針で選手の起用頻度が決められています。
その考えで、今季は誰がファームで主に起用されるのかを予想してみました。
投手
松本 隆之介
小園 健太
髙田 琢登
浅田 将汰
加藤 大
育成を考えると、高卒1~3年目の彼らは登板数や投球回数が増える可能性は高いです。
ここ数年高卒投手が伸び悩んでる印象もあってか、ドラフト1位で小園を獲得したことで高卒投手の育成はかなり重要になりました。
2軍の仁志監督は投手の球数管理を徹底しているので、育成方針が安定しています。
松本は去年2軍で大炎上の試合がありましたが、その後も先発で登板し、フェニックスリーグでも先発の1人として起用されていたので今季は2軍ローテの筆頭的な起用になりそうです。
小園も身体の仕上がりやフォームはドラフト前から高く評価されてる投手なので、早めに実戦に入っていけるでしょう。
髙田と浅田は昨年は殆ど登板無く終わりましたが、ともに手術や故障から回復できれば起用頻度は多くなるはずです。
加藤はリリーフでの起用で、今季は登板数をもっと増やしていけるでしょう。昨年のルーキーの中では一番登板してましたし、30試合前後は見込めるはずです。
捕手
東妻 純平
昨年、山本が1軍で多く起用されていて、シーズン終盤には益子も1軍昇格していました。
この2人は1軍で起用される機会がこれからも増えるでしょうし、相対的に2軍での起用も減るはずです。
そうなった場合に2軍の起用機会が増えるのは、高卒3年目の東妻になるでしょう。
東妻は昨年2軍で64試合に出場し、着実に出場機会を増やしています。
成績面はまだ伸び悩みが見られますが、ドラフトでは支配下で捕手を指名しなかったことを考えても、東妻の成長に期待をかけてると思われますし、成績も伸ばしていって欲しいですね。
内野手
田部 隼人
小深田 大地
粟飯原 龍之介
昨年から田部がセカンド、小深田がサードでメインで起用されてきましたが、今季もそれは継続されそうです。
ショートは森が起用されてましたが、昨季後半から1軍に上がっていました。今季は更に1軍で起用機会も増えると思われますし、そうして空いた2軍のショートには高卒ルーキーの粟飯原が入る形になるでしょう。
田部もショートができるので、二遊間を田部と粟飯原で起用していくという形になるかもしれませんが、この2人がやはり若いので積極起用されるのは間違いないですね。
外野手
梶原 昂希
勝又 温史
村川 凪
大橋 武尊
外野は育成含めたルーキー3人と、野手転向した勝又がやはり積極的に起用されるでしょう。
梶原は攻守で粗さを考えると1年目は2軍漬けになる可能性がありますし、ファームの野手の中でも1番試合に出ることになるはずです。
外野のポジションはDeNAのこれまで通りの方針なら、日替わりで3ポジションを変わっていく形になるはずです。
センターの守備が上手くこなせると、良いアピール材料になりますね。
勝又は野手転向1年目ですが、フェニックスリーグでさっそく安打を量産していたので打撃センスはかなり高く、1年目からでもそれなりに結果を残せそうです。
とはいえ守備の細かい動きや打撃面でも技術的な部分と体力的な部分でそれぞれ課題があると思います。
育成契約ですし、球団としてもまずは1年間じっくり野手の技術と体作りをさせていく考えでしょう。試合にも積極的に出してくるはずです。
村川と大橋は育成指名ですが、どちらも脚力に自信ありの楽しみな選手たちです。まずは打撃と守備を磨いて、2軍でもそれなりに結果を残せるようになることが求められるでしょう。
村川は年齢で言うと牧・知野・細川などと同じ世代ですが、彼らにすぐに追いつこうと考えるのではなく、2~3年かけて支配下登録になるつもりで育てていった方が良いはずです。
打撃と守備の技術がしっかり身につけられれば、足を存分に活かせる選手になりますし、巨人の松原のような選手になれる期待があります。
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