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【横浜DeNA】ポジション別レギュラー争い【捕手】

2022年のポジション別レギュラー争いについて考察や予想をまとめています。
今回は捕手編です。

山本が1軍に上がってきたが

2021年は4年目の山本の起用機会が増えました。全51試合に出場し、スタメンマスクを被った試合は33試合で、伊藤光・戸柱に次ぐ出場数になっています。

1軍では肩の強さでアピールでき、盗塁阻止率は捕手陣トップになっています。守備面でも大崩れなく安定していたので、2022年も1軍で起用されていくでしょう。

ただ、問題が打撃です。
2021年の打撃成績は111打席 打率.131 1本塁打 OPS.355という結果に終わりました。
これでは投手の打撃と同じくらいの期待値しか持てず、8・9番で打線が途切れてしまいます。
伊藤光・戸柱・嶺井などは少なくとも打率.200前後は見込めるので、この打撃の差を埋めないと捕手の1番手になるのは難しいでしょう。

伊藤光は怪我が無ければ

攻守で1番安定してる捕手は伊藤光で、21年は2番打者で繋ぎ役の仕事もこなすなど、三浦監督の目指す野球を実現する力があります。
しかし課題はシーズン通して1軍帯同ができていないことで、それさえ無ければ正捕手として定着できます。
怪我するかしないかは本人次第なので、このオフに怪我しない身体作りをしてきてほしいですね。

戸柱・嶺井は埋もれるな

山本の台頭で立場が危ういのが戸柱と嶺井で、この2人は22年にしっかり結果を残さないと厳しくなってくるでしょう。

戸柱は21年、シーズン中に打撃好調な時期があり、もともとのキャッチング・フレーミングの良さと合わせて攻守で期待できるところまで来ました。ただ、その好調がなかなか長続きせず打てなくなってくると、若い山本の方へ期待が寄ってしまいます。

嶺井は21年は山本よりも1軍出場が少なく、現時点で既に厳しい立場です。
嶺井の場合は打撃の良さを売りにしたいところですが、その打撃の調子が悪かったので立場が追い込まれてしまいました。
22年は捕手の中で1番打てる捕手として、再起しないと1軍での起用が更に難しくなります。

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