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【横浜DeNA】4月打撃好調のキーマン

セ・リーグが開幕して10試合以上が経過しましたが、DeNAが打撃好調の気配を見せています。

開幕してからの4連敗ではなかなか打撃の調子が上がってこなかったものの、その後結果を残し始めて、投手陣の安定も加わって4/14時点では6勝5敗で貯金生活に入りました。

この打撃好調は指標で見てもはっきりしています。

チーム打撃成績リーグトップ

4/14時点のチーム別打撃成績ですが、DeNAは殆どの打撃部門でリーグトップになっています。打率・出塁率・長打率・OPSはどれも2番手以下と大きく差をつけていますし、1試合の平均安打や得点もダントツです。
打撃の調子が良く、得点にも繋がっていて文句なしの状態になっていますが、この打撃好調のキーマンは誰か、ピックアップしてみました。

リーグNo.1の打撃成績 宮﨑敏郎


https://www.baystars.co.jp/players/detail/1200053

宮﨑は開幕してから素晴らしい結果を残し続けています。
開幕から11試合全てで安打・出塁を記録していて、4本塁打・6二塁打・11打点・OPS1.314などリーグトップの指標が多数あります。
現時点では総合的に見て、間違いなくリーグNo.1の打者でしょう。
この好調の要因が何なのかは分かりませんが、現在34歳でプロ野球選手としては下り坂に入ってもおかしくない年代なのに、これだけの成績を残せているのは非常に素晴らしいです。
宮﨑のこの好調が無ければ、チーム打撃成績もここまで改善されなかったでしょう。

宮﨑とは2022年から6年契約を結んでいるので、契約が終わるころには38歳を迎えていますが、この打撃の状態をこれからも長く維持して、チームに貢献して欲しいですね。

新1番打者として得点数トップ 佐野恵太

https://www.baystars.co.jp/players/detail/1600089

宮﨑と共に好調な打撃成績を維持しているのが、佐野恵太です。
佐野は今季開幕から1番打者で起用されていますが、出塁率.462 8得点で得点数はリーグトップタイになっていて、チャンスメイカーとして文句無しの働きができています。
元々、先頭打者として打席に立つほうが結果を残しやすいタイプだったのもあり、佐野の特性を活かした1番打者起用は、三浦監督の妙手と言えるでしょう。
1番打者でもやることは去年までと変わらないので、今季も首位打者や最多安打のタイトル奪取に向けて、結果を残し続けて欲しいですね。

4/14時点でリーグ首位打者 関根 大気

https://www.baystars.co.jp/players/detail/1300038

宮崎と佐野については昨季までもレギュラーとして結果を残してきたので、ある意味期待通りの活躍をしてくれていますが、今季の関根の活躍は期待を遥かに上回っている活躍です。
開幕カードの阪神戦こそ無安打でしたが、その後は毎試合で安打を量産して一気に打率トップになりました。
関根の打率がここまで上がったのは、昨季まで苦手だった右投手との対戦でも結果を残せていることが大きいです。
昨季までは対右投手だと打率2割前後に落ち込んでいましたが、今季は対右・対左ともに打率4割です。(4/11時点)
苦手意識が完全に無くなっていて、どの投手が相手でも結果を残せるようになりました。
この他、守備走塁面でもしっかり貢献していて、外野の両翼をしっかり守れています。

走攻守で見れば関根が1番活躍してると言っても過言ではないでしょう。
関根はここまでなかなかレギュラーを掴むことができませんでしたが、この活躍を継続して続けていければ、外野の両翼どちらかに定着することも可能です。
今のこの状態を維持して、関根にとって完全に開花の年となることを期待したいですね。

3人の打撃成績


以上が現時点での打撃好調のキーマンの紹介です。この他にも今季は良い結果を残せている選手が多いので、どんどんアピールして今年のDeNAは打線爆発の年となって欲しいですね。

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