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【横浜DeNA】粟飯原に打撃改善の兆しあり

8月に入ってDeNAの1軍は非常に調子が良いですが、2軍でも高卒ルーキーの粟飯原に打撃改善の兆しがあります。

粟飯原は去年のドラフトで3位指名された高卒ショートですが、今季は2軍でなかなか結果を残せずにいました。

【粟飯原の今季2軍打撃成績】(8/22時点)
43試合 128打席 打率.193 1本 10打点
出塁率.266 長打率.263 OPS.529

高卒1年目なので、成績が低いのはそこまで気にする必要は無いですが、ここから打撃改善のきっかけを掴めないと今後も打撃で苦労するでしょう。

ただ、その粟飯原は8月の成績だけ見ると、かなり良い内容です。

【粟飯原の8月2軍打撃成績】(8/22時点)
6試合 24打席 打率.348 0本 2打点
出塁率.375 長打率.435 OPS.810

8月に入って5試合連続安打を記録中で、8/20の試合ではチームの安打数が2つだけでしたが、そのうちの1つを粟飯原が打っています。

短期間ですがここまで打てているのは粟飯原にとってプロ初のことだと思いますし、ようやくプロの球に対応できる兆しが見えてきました。

現状だと打撃だけでなく守備も含めてまだまだ改善するところが沢山ありますし、2軍でもこの8月のような打撃をシーズン通してできるぐらいにならないと、1軍昇格は見えてこないでしょう。

ただ、大半の高卒野手はそれが普通のことで、粟飯原の場合も3、4年目に1軍に上がってこれれば、その後のレギュラー争いも十分期待できます。
そうなるためのきっかけを、この8月に掴めたとしたら、非常に中身がある1年目と言えるでしょう。


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