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【横浜DeNA】新外国人・ガゼルマン投手獲得で補強終了か⁉後半戦の展望予想

MLB通算20勝投手・ガゼルマン獲得

7/16に外国人投手のロバート・ガゼルマン投手を獲得したと、横浜DeNAが球団公式で発表しました。

ガゼルマンの詳細と、直近の成績は以下の通りです。

Robert Gsellman
右投右打 28歳

2022
MLB 8試合 15回1/3 0勝2敗 防4.70 WHIP1.30
被安打率9.98 奪三振率6.83 与四球率1.76

AAA 10試合 29回 1勝4敗 防6.21 WHIP1.38
被安打率9.00 奪三振率5.28 与四球率3.41

最速159kmの直球とシンカー、スライダーなど高速の変化球を武器に、打者を詰まらせゴロアウトを量産する。

MLBではリリーフですが、球威でゴリゴリ押して奪三振を量産するタイプでは無く、直球と手元で曲がるシンカーの使い分けで打者の手元で曲げ、打ち損じを狙っていくタイプと言えます。
与四球率は低めなので制球は安定していますが、緩急の幅があまり無いので球威が足りなかったり、打者が球威に慣れてきた2巡目で打ち込まれやすそうです。
ただMLBほど速球に強い打者がNPBには多くないので、球威で押していく投球で自滅しなければ、良い結果を残せる可能性は高いでしょう。
仮に先発で起用するなら、チェンジアップなど緩い球を使えるようにしないと、長いイニングを任せるのが難しいかもしれません。

DeNAの今後の補強は?

ガゼルマンの獲得が決まったことで、DeNAの支配下登録は68名になりました。
シーズン中に補強したのが育成から支配下に昇格した石川達也投手と、このガゼルマン投手になります。
DeNAの今後の補強ですが、おそらくガゼルマン獲得で終わりでしょう。

育成選手から支配下登録をするのも、現時点ではそこまで結果を残せている選手がいませんし、外国人選手もガゼルマン獲得で支配下登録は7人になるため、更に追加補強することは考えにくいです。
チーム状況としては先発・リリーフのどちらも補強したい状態でしたので、先発もリリーフも起用できそうな石川達也とガゼルマンを補強したのだと思いますし、補強ポイントを抑えた形にできました。

後半戦の動きについて予想

シーズンも後半戦に入って、途中補強もこれで終わりになると思われますし、残りのシーズンは現有戦力でやりくりするしかありません。
セ・リーグは現在ヤクルトが2位と10ゲーム差以上をつけており、すでに貯金も20を超えているため、優勝する可能性が非常に高くなっています。
しかし2位以下は混戦で7/15終了時点では2位~5位までが0.5ゲーム差という接戦で、これからどこのチームが出てくるか分からない状態です。

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