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【横浜DeNA】ポジション別レギュラー争い【左翼手】

2022年のポジション別レギュラー争いについて考察や予想をまとめています。

今回は左翼手編です。

キャプテン佐野が2季連続レギュラー

横浜外野陣の中でも一番しっかり固定できているのが左翼で、ここはキャプテンの佐野が定着しています。
佐野は2020年よりは成績を落としたものの、21年は打率.303 17本塁打 OPS.842とレギュラーとしては文句無しの成績で、打線の中でも中軸を任されています。
守備面でのマイナスや、21年はチャンスで打ててないなどの指摘もあったりしますが、打点はチーム内で3位、得点数もチーム内で3位で、成績上は繋ぎ役や返し役としても仕事を果たせていると言えるでしょう。
また、対抗馬となるのが桑原、オースティンなど同じ外野のレギュラーしかおらず、控え選手とは打撃で大きく差があり、現時点で佐野をレフトのレギュラーから外す選択肢は無いです。

控えには打撃で楠本、守備で関根

2022年も佐野がレギュラーとして起用されていく可能性が高いですが、昨年のソトの不調を考えると、佐野が一塁にまわる可能性もあります。

その場合に誰がレフトで起用されるかを考えると、現状だと打撃面で楠本が信頼を得つつあり、守備固めでは関根が起用されることが多いです。
なので既存選手だとこの2人の併用の可能性が高いでしょう。
ソトの調子と佐野の一塁適性次第ですが、楠本と関根が切磋琢磨してレフトのレギュラー争いできるようになると、外野の層が充実してきます。

大田泰示の加入で動きも

オフに大田泰示を獲得したことで、外野のレギュラー陣も実は安泰とは言えなくなってきています。
大田は21年の成績こそ大きく落としましたが、それまでの4年間は日本ハムでレギュラーとして出場していて、攻守で活躍していました。
札幌ドームから横浜スタジアムに本拠地が変わったことは、大田にとっても好材料ですし打撃が復活すればレギュラーとしての実力は文句無しです。
大田は主にライトを守りますが、センターやレフトも守れないことはないですし、攻守で結果を残せれば佐野以上に活躍する可能性があります。

そうなれば非常に高いレベルでのレギュラー争いになるでしょう。

他の若手外野たちもアピールを

レフトを守れるのは外野手ならほぼ全員のはずですし、本来なら他の若手外野手たちにもチャンスがあります。
細川・蝦名は打撃がアピールポイントになる外野手ですし、宮本も現在は守備固めでの出場ですがレフトを守れます。レフトの後釜候補として、まずは関根や楠本と競えるように結果を残すことが求められるでしょう。
彼らが結果を残すことで外野の層の底上げが期待できますし、22年はそうしたアピールが見たいですね。

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