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【横浜DeNA】坂本裕哉が好投・先発ローテ入りアピール

今年大卒3年目を迎える坂本裕哉が、現在春季キャンプで結果を残しています。

2/12 紅白 3回 0安打 1三振 1四球 0失点
2/20 巨人 4回 3安打 2三振 1四球 1失点

キャンプの紅白戦と練習試合の2試合でどちらも好投しました。
坂本は昨シーズンまでは被安打・被本塁打が多いタイプで、それが失点に繋がりやすかったですが、現時点ではまだ被弾0で安打数も少なく抑えることができています。

新球ツーシームが好投の要因?

坂本は春期キャンプ中にツーシームを習得していて、巨人戦ではそのツーシームに効果があったことを試合後のコメントで話しています。

▽DeNA坂本(対外試合初先発。4回を1失点で新球ツーシームも試投)「バッターもビックリした反応で、(左打者に)いい食い込み方をしていた」

https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202202200001371_m.html?mode=all

坂本は左投手ですが、対左打者の成績は20,21年でどちらも被打率が3割を超えていて、対左打者の対策が必要でした。
このツーシームが左打者に効果的に使えると、坂本の成績は大きく改善するでしょう。

過去2年はなかなか定着できず…3年目の飛躍を

坂本は2019年のドラフト2位指名で、1年目から1軍で登板する機会がありました。
しかし悪いときには一気に打ち込まれやすく、大量失点しやすいという短所がありました。そのためなかなかローテに定着できず、ここまで満足のいく結果とはなっていません。

2022年は同じ左腕の今永・東が手術明けでこの二人の完全復活が期待されていますし、坂本にとってはローテを争うライバルが増えます。

現時点ではローテ争いの当落線上にいて、開幕前の練習試合やオープン戦で結果を残さないと、開幕ローテに入れないでしょう。

開幕ローテ入りし100イニング以上の登板を

現時点で実践登板している投手の中では、坂本は非常に良いアピールができています。
この状態を維持して、中6日で安定して抑えていけると開幕ローテを掴めるでしょう。

坂本はまだシーズン通して1軍にいたことも、100イニング以上登板したこともありません。
まずは開幕ローテに入り、今年は100イニング以上安定して投げて、実績を残せるよう頑張って欲しいですね。

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