見出し画像

【横浜DeNA】打率.000を脱した柴田・5月は反撃の活躍へ

5月に入ってようやく今季初安打

4月終了時点での柴田の打撃成績は、32打席(26打数-0安打) 3三振 4四球 打率.000 出塁率.133 長打率.000 OPS.133という成績で、ずーっとノーヒットの状態が続いていました。
開幕してから1か月以上経つのに安打が出ないことで周囲は心配していましたが、本人にかかるプレッシャーは相当なものだったでしょう。

しかし5/4に今季初安打を放ち、この打率.000をようやく脱出します。
その後、柴田は急に打撃が復調して5/12時点での5月月間成績は、21打席 打率.412 出塁率.524 長打率.647 OPS1.171となって爆上がりしました。

5月から成績爆上げ・元々4月も三振は少なかった

ここまで成績を上げてきた要因を考えると、ノーヒットの時も三振数はそこまで多くなかったですし、相手の好守に阻まれてしまったこともあったので、調子自体はそこまで悪くなかったのでしょう。
ですがなかなか安打が出ないことから、気持ち的にもスランプに陥っていたのだと思います。
安打が出てからは本人も気持ちが楽になって、本来の実力を発揮できるようになったのかもしれません。 

遊撃手の危機を救う存在へ

DeNAの遊撃は開幕時から森が不在で、3・4月はほぼ大和がメインで守り続けてきましたが、その大和も5月に入るとさすがに成績を落としてきました。
森が不在・大和が不調に・倉本は一三塁のバックアップへ、という状況で安定して遊撃を守れる選手がいなくなってきて、遊撃手の危機と言えます。

この危機的状況を救えるのは柴田しかおらず、このタイミングで復調してきたのはチームとしても非常に助かったことでしょう。
ただ、5/12の試合では終盤のビハインドの場面で代打宮本を出されていたため、まだ首脳陣からの信頼が薄いのかもしれません。

現状、5月は非常に良い成績を残していますが、ここからレギュラーとして定着するためにも引き続き結果を残して、交代されないような信頼感を得てほしいですね。

柴田の活躍がどれだけ重要か?

ここから先は

952字
この記事のみ 残り5/5 ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

良かったらサポートお願いします!更なる野球分析と優良記事作成に活用させていただきます。