2021年9月25日(土)中山8R(清秋JS)予想
14頭中6頭が前走未勝利勝ちという一戦。中山自体は経験ある馬は何頭かいますけど、今回の距離以上のコース自体を経験しているのは8レンジストライクのみです。
その経験となった昨年の清秋ジャンプでは、スタートしてしばらくして先頭2番手に付け、前を行くビッグスモーキーをにらむような形で先行していきました。その後マサハヤドリームが後ろから上がっていったタイミングで一旦一緒に前に上がって前のビッグスモーキーに並びかけるような形となり、その後再度控えて3番手より競馬を進めていきました。結果的にはそれで自身のペースが乱れてしまったのか、最後の直線で後続勢にまとめて差されてしまい、10着となってしまいました。しかし道中の飛越やバンケットをこなす感じについては何も問題なく、あの大敗は完全に展開のアヤと言っていいものだったと思います。現に、そのレースの直後のイルミネーションJS(中山)ではきっちり3着にまで巻き返しています。本来無理して前に行かないといけないというタイプではなく、流れに応じて競馬ができるタイプであり、今回のメンバーの中でもオープンの流れを多く経験しているという意味でも安定感があります。とくに石神騎手に乗り替わったここ2戦の内容は良く、軸としては最もふさわしいと判断し、◎を。
○9マイサンシャイン。今年前半の小倉で比較的高いレベルだったと思われるフィールインラヴの勝った未勝利戦で2着後、同じく小倉で未勝利勝ち。その後オープンでは4着、3着と今一つですが、それぞれ新潟、中京でのもの。先週も少し触れましたが先行型の同馬としては苦しくなることがありがちなコースでの結果ということで、今回の中山の方が脚質的にプラスにはなると思います。平地時代ではダートで1勝クラス上位争いをしていた馬でもあり、直線が芝からダートに変わるのもプラスに働きそうです。
戦ってきた相手を考えると、▲1レオビヨンドも警戒しなければならない一頭。オープン昇級後、徐々に着順を上げ着差を詰めてきているようにオープンの流れにもかなり慣れてきています。中山での勝ち鞍もあり、極端に崩れることもないと思います。
その他10ジョーカーワイルド(今回障害31戦目)、14ブルーガーディアン(今回障害40戦目)もその豊富な経験を武器に他馬からアドバンテージを取ることができるのか?前が早くなりそうなメンツだけに先行勢が崩れてしまったときに出番があるかも!?です。ただし基本走力は足りてないので完全なる他力本願的な展開にならないと厳しそうで、さらにブルガさんは大外+草野騎手に乗り替わりというところもあって強くは推せない。
逆に案外前で楽をさせてもらった際に、5メイショウギガースの残り目はないか!?前走新潟コースで逃げ切った際、最後まで止まってなかったのでこの初となる中山コースをこなせれば一発あっても・・・?
【まとめ】
◎8レンジストライク
○9マイサンシャイン
▲1レオビヨンド
△5メイショウギガース、10ジョーカーワイルド、4マイティウェイ