2021年9月16日㈯中京8R(阪神JS)予想

台風か・・・なんかしょっちゅう土日に来ません?平地のレースももちろんそうですけど障害レースだとそれ以上に危ないし平地以上に騎手も馬も怪我のリスク上がるんでやめてほしいんですけどー。雨以上に風も結構危なそうですよね。まあ天気に文句を言っても仕方がないので、とりあえず天候はあまり考えずに予想していきます。ただやっぱりこうなると逃げ脚質は有利になりそうだし差し脚質は割引になりそうですよね・・・。

◎はハルクンノテソーロ。前走は最初の直線過ぎたあたりで、中京でやってはいけない(と個人的に勝手に思っている)逃げの手に出てしまい、最後失速で6着という競馬でした。まあそれでも大きく崩れなかったのは、昇級初戦だったということを加味すれば、十分に頑張ったと言えるのですが。
なぜかこの中京の障害コースって、序盤から逃げるとあんまり良くないイメージなんですよね(当方データを調べるツールを持ち合わせていないので、調べられる方違うなら違うと言って下さい泣)。少なくとも今年行われた中京での障害4戦では、前半逃げた馬は全て敗れています。
この前三津谷騎手の引退レースで花道を飾ったマーニも、最後の3~4コーナーからの抜け出し。最初から最後まで逃げて勝ったのって、オープンだとボナパルトくらいしか思い出せないんですよね・・・。マーニが勝ったときのように、3~4コーナーで直線に並びかける、くらいが理想です。
で、このハルクンノテソーロって本来は逃げなくても競馬ができるタイプで、平地時代でもダートながら差しで馬券になったりってこともできるくらいでした。そういう自在性を持ち合わせたタイプだけに、特殊とも言えるジャンプ競走への対応もきっちりこなしたのかもしれません。
とにかく障害初戦からセンスたっぷりの競馬っぷりで、なかなかの好タイムだった今回と同じ中京の舞台で好位からの2着。最後の伸び脚は光っていました。
同馬の障害センスを考えるとオープンで頭打ちになるような素材では当然なく、そして初戦のように好位から最後の直線に入る際に先頭に並びかけるという競馬もできるはずで、ここもそれなりに巻き返しを図れる筈と思っています。悪天候になる件は、力のいる馬場はダートこなしているから雨もプラスになるはずと前向きに捉えることにします。
あと、サトノファイター@黒岩騎手にも言えることですが、上野騎手が重賞未勝利であることを不安に思う人もいるかも知れません。ですが、自分はそのあたりは気にする必要ないと思ってます。例えば何年か前までは正直割引としか考えられなかった小野寺騎手、以前はあまり積極性が見られなかったと思うんですが、このところレース途中で後方から抜群のタイミングで上がっていけたり以前にはなかったようなレース積極性を見せたり、明らかに騎乗に対する姿勢が変わってきて、それが成績の上達に繋がってきています。このように騎手の腕は一定ではなく日々変化していく、ということは当然起こっているので、今まで勝てなかったから今回も無理だろうという推測はナンセンスだと思います。

○にマイネルプロンプト、今年1月に1年7ヶ月ぶりに復帰して5戦(うち平地1戦)を消化していますが、未だに馬券内に入ることができていません。しかし2月の春麗JSでは強い相手に差のない競馬をしていますし、その後大舞台の中山グランドジャンプに挑戦し、最後のコーナーでは先頭集団に並びかけるなど見せ場を十分に作っていました。
前走小倉SJはあまり見せ場を作れなかったことから、もう終わったとの見方も十分考えられますが、前走の鞍上はテン乗りでこの馬が初めて、クセが強いと噂の(?)西谷騎手。に対しここは乗り慣れた元・主戦の森一馬ジョッキーで仕切り直しを図ってきました。
かつて頂点までもうあと一歩のところまで共に戦ってきた相棒とようやくここで再開。鞍上は熟知している馬の能力をここで最大限、発揮することができるのではないでしょうか。馬が終わっている可能性?当然ありますよ。ただ本当にこの馬が終わっている、と陣営が考えているならわざわざ昔のパートナーを鞍上に迎い入れてくるでしょうか(もうこれでダメならダメだという最後の足掻きとも取れますが^^;)。
ここまで言っといて何ですが、中京の適性はハッキリ言って未知数です(´・ω・`)
ですが、だめかも知れないけど、自分は鞍上の怖さをよく知っているつもりですし信頼しています。だから買いたいと思います。大体競馬って不確定要素を承知で人気のない馬を少し買ってみる、そういうのは好配当狙う上での基本じゃないですか。これが人気なら嫌いますがそんなに人気にならないでしょうしダメ元で。

障害初戦から横綱競馬で12番人気とは思えないハイセンスで強い競馬を見せた▲サトノファイター。冒頭で逃げ馬はあんまり買いたくない的なことは書きましたがこの馬に関しては話が別です。初戦は2着以下がある程度後方にいた馬たちが占める差し競馬になったにも関わらず、先行して最終コーナーでは前を捉えて先頭に躍り出るという決して展開に恵まれたとは言えない中での強い勝利。前に行った2頭は(そんなに強力な馬ではなかったにせよ)それぞれ大敗しているので、障害初戦だったこの馬だってバテててもおかしくなかったのに、その馬たちについていっての勝利です。
なので中京よりもずっと逃げ馬が苦しくなることが多い、前走新潟での逃げての圧勝も、初戦がフロックではなかったことの証明でした(当時もっとこの馬の強さを信じていれば・・)。このレースも2着以下はある程度差しが決まっていました。
要するに「中京?新潟?そんなの関係ねえどんな競馬場や相手だって逃げて(先行して)ねじ伏せてやんよ」というのがこの馬のスタンスです。そしてこれまでの2戦で十分に強さを見せているのにもかかわらず”まだ2戦しかしていない”という事実。底知れなさ。とにかく現状安定感が半端なく、ノーマークにはできません。
この馬に関して一点だけ個人的な不安点を挙げるとすれば、レース間隔です。戦績を見ると分かりますが、体質の弱さなのか、この馬はこれまでとにかくレース間隔を空けながら走っています。間隔1ヶ月程度で使ったこともありますが、その時は結果は出ていません。もしかしたら反動や疲れを溜めこみやすい体質なのかも・・・?そうだとするとベストパフォーマンスを発揮できない可能性があります。まあそれが杞憂で終わることを願っていますが。

マーニ?サーブルオール?強いと思いますし、来ると思いますよ。でも前も言ったように競馬って勝とうと思うとあらゆる可能性を拾い切るのは不可能です。あくまで個人的にあんまり買いませんよってだけです。
競馬なんて、突き詰めるところ、要は好き嫌いなのですから( ・`д・´)

長くなってしまいました。駄文で申し訳ありませんが、最後までご覧いただいた方いましたら、読んでくれてありがとうございますと言いたいです。あいにくの天気ではありますが、良い週末を!

【まとめ】
◎ハルクンノテソーロ
○マイネルプロンプト
▲サトノファイター
△ハルキストン

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