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2021年2月20日 小倉4R(障害未勝利)予想

なかなかの難解な一戦。その理由の一つがまず今回5走目以上となる3頭(4アーバンキッド、12クリノテルチャン、7ブルーガーディアン)がいずれも詰めが甘いタイプで、安心して軸にできるような馬がいないこと。二つ目の理由が今回障害入り2戦目となる馬の初戦がいずれも好内容(今回障害2戦目となる馬は全て初戦を5着以内にまとめてきています)であり、障害2戦目で前走からの上積みが各々の馬に見込めることを考えると、これだ!と自信を持って指名できるような軸馬選びが難しいことです。ましてや馬によって2戦目の上積みがどれだけ見込めるかも変わってくるでしょうから・・・。

そんな中拠り所の一つとなるのはやはりこれまでの走破時計ですが(幸いにもどの馬も初戦は同じ小倉で走っており、時計比較はしやすい)、時計の良かった8ヒルジキールはこの中でも人気になりそう。前走も軽快に逃げていましたので今回も最低限見せ場は作りそうですしね。そうなると妙味もないなと。

初戦で勝ち馬から5.9秒差だった6ヨシオとて、そのレースでクビ差先着したマジカルスペルが先週の未勝利戦で見せ場たっぷりの1.0差5着だったのを考えると、ヨシオ自身も決してノーチャンスとも思えません(平地実績馬なのである程度人気はしそうですが)。

平地時代から芝ダート兼用でハマると差し脚を発揮し幾度となく穴をあけていた2ハローマイディア、長い休養を2度ほど挟んで平地ではもうダメかなと思わせていたところで前走のちょっと見せ場のある初障害。この小倉の芝もどことなく合いそうなイメージがあります。

迷いましたが◎は3ジェミニキングとします。できれば前に行きたそうな馬が何頭か。そして先週までの競馬を見ていると前残りを警戒してか道中でも結構動き出してくるようなレースも多々。そうなると中団から差し足を伸ばしてきそうなこの馬にもチャンスがあると思います。中央の平地では未勝利の馬ですが、前走を見る限り障害であれば上位争いは十分に可能であると判断しました。

冒頭にちょっと詰めが甘いかも、とお話はしましたが、○に12クリノテルチャン。前走は一旦控えながらの道中で2番手まで盛り返し最後まで頑張った結果の4着。控えて競馬ができたのはやはり強みで、ここは◎が来るような展開であればこの馬も同時に評価するべきということで2番手にします。馬自身にとっては過酷かも知れませんが小倉滞在→連闘策を取ってきたことからもどことなく勝負度合いが高そうな気がします。

▲にやっぱり切れない8ビルジキール。初戦の最後の止まり方が気にはなるところですが、2戦目で最後の粘りが増してくる可能性を考え、重めの印を打ちます。行き切ってそこそこのペースで逃げればやはり怖い存在ですし、元々平地では差しでも結果を出してきたタイプ。逃げなくても大丈夫な可能性があります。

【まとめ】
◎3ジェミニキング
○12クリノテルチャン
▲8ビルジキール
△2ハローマイディア、6ヨシオ、7ブルーガーディアン

(´-`).。oO(ここは正直自信ない…なんせ不確定要素が多すぎて予想が困難。あんまり大荒れというイメージもないので配当は三連複で50倍前後に落ち着くんじゃなかろうか。)

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