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2022年5月28日(土)新潟1R(障害未勝利戦)、4R(障害オープンクラス戦)予想

【新潟1R】
平地オープン馬3頭が障害レースに初出走。
特にニシノデイジーはクラシックでも活躍した馬で注目されます。他の2頭も平地力は今回のメンバーの中でも引けを取りません。
しかし平地力がある=障害レースでも強いとは必ずしもならないのがまた障害の面白いところです。
新潟で平地力のある程度効く舞台ということで少し怖さはありますが、いつも通り初障害馬よりも既経験馬を重視したいと思います。

◎13ビーマイオーシャン。前走は初障害ながら福島で見せ場たっぷりの4着。3コーナー手前から仕掛けてからの最後まで追いっぱなしだったのにもかかわらずしっかり最後まで伸びていたのは好印象。さすが未勝利、1勝クラスと2600mの長丁場でともに最速上がりで連勝した馬だけあります。
今回は前走とコースは変わりますが、最後のコーナー部分にハードルがないのは長く脚を使えるこの馬の場合いいですし、直線の長い新潟でむしろさらにキレ、スタミナを活かせそうなタイプだと思います。
前走は初戦ということもあったので後方から進めたのだと思いますが、2戦目の慣れで今回前目に付けられるなら尚良しです。元々行きっぷりは悪くない馬なので期待しています。
人気にはなると思いますが57キロで押し切ってくれ!加矢太騎手!

○1タガノペルマネンテの前走は、外枠から中団外目を終始追走、向こう正面過ぎたあたりから鞍上がムチを入れながら先団目掛け上がって行きます。先頭まで一気に行くと最後スタミナ切れしてしまうと判断したか、途中で少し仕掛けを緩めたところで後ろからエカテリンブルクに一気に捲り被され窮屈になってしまいました。
直線の最終障害もその捲ってきたエカテリンブルクの外を回すようなロスも重なり、結果的にはエカテリンブルクから0.6秒差の4着となってしまいました。
しかしそんな辛い形にはなっても4着と一応の力は示しました。運び方次第ではもっと上位になれてもおかしくない内容で、結果的に上手くハマったような印象のエカテリンブルクより人気がないのであれば、こちらにより厚く張ってみたい気持ちです。

▲8サンロックランド。前走が障害3戦目でようやく少しいい所を見せてくれたかなという感じでした。前走小倉では3コーナーを向かえる前に前を行く4頭からかなりの差。そこからよく追い詰め4着馬から2馬身半差の5着まで追い上げました(上がり2位)。
あのレースで5番手以下から進めた馬で唯一掲示板に乗れた馬であり、6着の馬には7馬身差をつけています。3コーナー手前の段階では他の後方集団の馬と同じような位置にいたにもかかわらずここまで差を付けたことは、評価に値するのではないでしょうか。
新潟は早くもやや芝に傷みが見られる状況。少し芝が荒れた方が良さそうなこの馬をピックアップしておきます。

【まとめ】
◎13ビーマイオーシャン
○1タガノペルマネンテ
▲8サンロックランド
△3カレンロマチェンコ、2エカテリンブルク、10クリノヴィンセント

【新潟4R】
シャイニーゲール、マッスルビーチ、マリオあたりが人気になるのかな?
しかしここは荒れると評判の(?)新潟オープン戦。伏兵に目を向けて積極的に穴を狙ってみても面白いかもです。

◎は9テイエムクロムシャ。前走もそこそこ上位の評価をしましたが再度注目します。
前走は開幕日の新潟、1番枠ということで一見かなり有利そうに見える条件での5着。しかし実際は逆で、この枠が災いし道中はずっと窮屈な内側をやや前が詰まりながらの後方からの追走、最後の直線でも内側から追っていました。
しかも道中では落馬した馬の煽りを一番食らう形に。植野騎手もそのアクシデントに「ハミが抜けてしまった」と話しているように、見た目以上の不利があったのではと察します。
そんな不利等もありながらも最後はジリジリ伸びての5着。チグハグになりつつも改めて新潟への適性を示したものであり、展開次第ではいつでも強烈な末脚を繰り出して上位争いをしてくれそうな予感を感じさせました。

○11マリオも前走高い評価をしましたがやはり新潟は走ります。未勝利でも逃げて37.3の上がりでまとめた新潟。先行争いが少し激しくなった場合にどうかですが、先行勢では一番最後まで脚を使ってくれそうです。
直線で荒れた内側を走らず少し外に出すようにしてくれると尚いいと思います。

あとは新潟実績のあるベテラン勢に期待したいと思います。

【まとめ】
◎9テイエムクロムシャ
○11マリオ
▲3ノーザンクリス
△5テイエムコンドル、12キーパンチ、4シャイニーゲール



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