見出し画像

2022年11月19日(土)東京8R 秋陽ジャンプ

◎ファルヴォーレ
◯スズカフロンティア
▲ニシノデイジー
☆サペラヴィ
△テイエムタツマキ、ダイシンクローバー

ここではおそらくは3番人気前後か?2走前から◎を打ち続けているファルヴォーレ、ここでも本命とします。
この馬の武器は強力な差し足。障害デビュー戦こそ上がりは38.1でしたが、2戦目以降は東京のダートと新潟で一貫して37.5以上の上がりをマーク。今回のメンバーの中では、最も安定して終いの脚を使える馬です。
この馬、平地時代に短距離寄りに使われていたことから、障害では距離や気性面での心配がありました。
しかしそれは杞憂に終わり、いざ走ってみると折り合いは上手くつけられ、むしろ平地当時のキレだけがいい感じに残ってそれが障害では強力な武器となり戦えています。
そして、その武器を最大限活かせそうなのは最後の直線が芝のコース。それも無駄にスタミナをロスしてしまうおそれのあるバンケットや襷のない順周り、癖のないコースなら最高。すなわち新潟や今回のような東京の特別戦。
未勝利時代に東京のコースでは、今回出走のニシノデイジーに敗れていますが、当時はニシノデイジーが比較的スムーズな形で運べたのに対しファルヴォーレは道中窮屈な形。それもスタミナをより必要とする直線のダートでの脚比べではいかにもこの馬に分が悪かったです。
実際当時ニシノデイジーを一度抜き去ったかに思えたのに差し返されたのは、その辺りが影響したものと思います。
今回の直線芝舞台ならば、スタミナよりもむしろキレ勝負に持ち込める筈で、直線でスパッと華麗に各馬を抜き去るシーンを想像します。
更に、唯一心配だったのがきちんとこの馬の特性を理解してくれている鞍上が乗ってくれるかという点でしたが、これも難波騎手での出走予定だったロードアクアが抽選漏れとなってしまったことで(ロードアクアという素質馬が出れなくなってしまったのは残念ですが)、前走までの鞍上、難波騎手が乗れることとなりました。
差し馬に乗るとたまに早仕掛けとなってしまい取りこぼすことのある難波騎手ではありますが、逆に脚を余すことはあまりない騎手と個人的には認識しており、この馬にはベストの鞍上だと思います。この馬にとっていよいよ運が向いてきたような気がします。
お膳立てが整ったところで、いざ、ニシノデイジーへのリベンジ、もとい優勝といきましょう。

まだまだ平地時代の勢いが残る◯スズカフロンティアや▲ニシノデイジー。◎が差し損なうとしたらこういった平地実績のある馬が主導権を握り最後まで粘り通したとき。この2頭に加え☆サペラヴィも粘り込みが怖いです。

◎がまとめて前を掃除したとき、これは逆に△テイエムタツマキや△ダイシンクローバーあたりが漁夫の利的に突っ込んできそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?