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コピーのなれそめ

 「私、誰の人生もうらやましくないわ。」

私の好きなコピーです。

これは児島令子さんがシングル家電の広告でシングルウーマンをイメージして書いたコピーです。

まさに私はその世代!響くはずだよ。

このコピーしかり私は児島さんのコピーに惹かれます。

冒頭のコピーに関してはどこで知ったかは忘れてしまいました。しかし私の心の支えになっているコピーであります。

大学在学中は親元を離れていたのでFacebookやTwitterで地元の友達の楽しそうな投稿を見て落ち込む日々。                     

就職活動中は、前向きに就活に励む友達の投稿を見ては落ち込む毎日。

就職したらしたで地元で暮らす友達を見て地元いいなぁと思ったり、都会でバリバリ働く様子を見てすごいなぁって思ったり。

THEないものねだりな日々を送っていました。

じゃあみなけりゃいいじゃないという話なのですが、それがなかなかできないんですよね。そんな数年間を過ごしていました。

しかし、このコピーにひょんなことから出会って、うらやましい投稿を見ると心の中で「私、誰の人生もうらやましくないわ」とつぶやくようになりました。

最初のころは「とはいってもうらやましいぜ・・・(泣)」なんて思っていたのですが、不思議なものでだんだんと本当にそんな投稿をみても何とも思わなくなったのでした。

SNSは楽しい瞬間を切り取り、集めたものである。ということをしっかりと認識できるようになったのです。

この境地に至る手助けをこのコピーはしてくれました。

以上が「私、誰の人生もうらやましくないわ。」と私のなれそめです。

児島さんのことを調べてみようとネットで検索してみると、このサイトを見つけました。東京コピーライターズクラブのリレーコラム。

みなさんご存知かもしれませんが、豪華ですね。このコラムシリーズ。

いろんなコピーライターの文章が読めて、コピーの考え方とかその人の人となりがわかって面白いです。

児島さんはユーモアあふれる方で笑いながら読みました。

そこでこんなアプリを知りました。児島さんがコピーを書いているアースミュージックアンドエコロジーのアプリです。

タイトル画像もそのアプリで作りましたが、何とか枠内に文字をいれようとしたのでごちゃごちゃした構図になってしまいました。

こちらもご存知の方多いと思いますが、自分の写真がアースの広告ぽくなる、つまり何の変哲もない写真がお洒落な一枚に変身する素敵なアプリなのでございます。

私ははまって何枚も作成してのち妹に画像を送ると、去年アプリとって今日削除したとのこと!!トレンディーガールだなぁ!!


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