見出し画像

Google検索広告の右側廃止

このニュースビックリ。
http://searchengineland.com/google-no-ads-right-side-of-desktop-search-results-242997#.VseiHrmK_o0.facebook

2/22~23にかけて、Googleがリスティング広告の右側を廃止するという。

専門外の人にはあんまりだと思うけど。

リスティング広告(検索結果連動型広告):
  GoogleとかYahoo!で検索すると、検索結果の右側と上下にズラズラ出てくる広告のこと。

リスティング広告の右側が廃止されるということは、当然残り8枠(検索結果上部・下部)の少ない枠を取り合うこととなり、クリック単価は高騰してリスティング広告のコストが全体として上がる結果になるんだろう。

機能改善が進むディスプレイ系に比べて、リスティング広告はずっと置いてけぼりを食らっていて、この右枠廃止は久しぶりに大きな変更だなと。

リスティング広告は、下記の望ましくない状態に陥っていると思っていた。

・ユーザーからすると、似たような広告がズラズラ並んで邪魔だし美しくないし、過度に広告的表現が多くて釣りに近いような広告文があって利便性を損なう。

・広告主からすると、機会損失を恐れてありとあらゆる関連性の薄い検索キーワードに出稿しがちであり、結果的にムダなコストが生まれている現状や、本来自身のサービスと深く関連づいてるキーワードに関連性の薄い他広告主が出稿することにより広告パフォーマンスを落としている現状がある。

右側の広告枠廃止は、コスト高騰がムダ出稿を無くして、上記の現状改善にも繋がるだろうし、いいことなんだろうなぁ。そもそもスマホに右側広告なんてないし。

ただ運用者としては非常に困るけど。
ただでさえ、ボリューム確保に困るアカウントもあるのに、8枠に絞られてしまうと、最初の選択肢からリスティングを消さないといけなくなるかも。

リスティング広告は、検索を抑えているYahoo!/Googleの貴重なアドバンテージなのに、これを放擲してしまって大丈夫なのかな。

ただでさえ広告の非Google化、非Yahoo!化が進んでいるのに。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?