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9月9日 苦悩し続けた文豪、トルストイ

1828年の本日、9/9は、19世紀を代表する帝政ロシアの文豪、レフ・トルストイの誕生日。

トルストイは、『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』などの著作で知られる。
伯爵家に生まれ、何不自由なく育ち、またアンナカレーニナの発表で、名声を得たトルストイだが、アンナカレーニナの後、人生の無意味さに悩み、自殺を考えるようになった。

その後、民衆を抑圧・統制する国家を憎み、積極的に農奴解放運動に身を投じた。また、徹底的な非暴力・不服従を支持し、ガンジーとも文通を交わした。

このトルストイの妻は、悪妻として知られ、トルストイは長年の家庭内不和に悩み、最後は家出をしようと試みたが、その途中の駅で肺炎を起こし、その生涯を閉じた。享年82歳。

19世紀を代表する大文豪も、恐妻には勝てなかった。

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