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9月2日 シーランド公国独立宣言

1967年の本日、9/2は、シーランド公国独立宣言の日。

シーランド公国は、国連加盟の194ヶ国のうち、どの国にも国家として認められていない国家である。
というのも、海賊放送を行っていたロイ・ベーツが、第二次世界大戦中にイギリスとフランスの中間の公海上に建設され、放棄された海上砲台跡を独自に占拠し、これを国家として独立宣言してしまったものだからである。

シーランド公国は、上記のように海上に構築された構造物を領土とするものであるが、ロイ・ベーツは公爵を名乗り、シーランド公国とした。

シーランド公国(シーランドこうこく、英語: Principality of Sealand)は、北海の南端、イギリス南東部のサフォーク州の10km沖合いに浮かぶ構造物を領土と主張する自称国家。

全国連加盟国及びバチカン市国よりも面積が小さいため、世界最小の国家を自称する。ただし、2014年現在、国連に加盟する193か国及びバチカン市国の計194か国の中でシーランド公国を国家承認している国はない。

構造物の本来の建設者であるイギリスは、強制的にロイ・ベーツとその一家を立退かせようと裁判を提起したが、当時の判決はイギリス領海外にあり、立ち退かせることは不可能との内容であった。

この判決を盾として、シーランド公国は、自称国家として盤石の後ろ盾を得た格好となり、さらにその固着を進めることになった。

シーランド公国の貴族称号は、ネットで販売されており、誰でも申し込み、お金を払えばシーランド公国伯爵になることができる。

日本では、西川きよしが公爵となっている。

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