Chai!Chai!Chai!
トルコ人はチャイを飲む。
日本人がチャイと聞いて思い浮かべるのは、ミルクで紅茶とクミン、コリアンダー、シナモン、カルダモンなどのスパイスを煮込んで甘ったるくしたものだと思う。
いわゆるインド風のチャイ。
しかし、トルコのチャイハネで出てくるのはそんな高貴なものじゃない。
ただの濃く煮込んでタンニンが出過ぎた渋い紅茶をお湯で薄めたものだ。
トルコは暑くて、乾燥しているのに、熱々のチャイを夏場でも飲む。
冷たいアイスティーを飲んでる人は珍しい。
チャイハネという大衆的な喫茶店がそこら中にあって、老若男女観光客もチャイを飲んで休んでいるのだ。
ボスポラス海峡クルーズの船の中でもチャイを売りに来る。
硝子のお猪口みたいなグラスにソーサー。で、多目の角砂糖。
トルコに2日もいると、チャイとは渋い紅茶をお湯で薄めたものだと思い込むだろう。
チャイは素晴らしい。
トルコ人は人懐っこい人が多くて、すぐにおい!チャイでも飲んでけよ!って誘ってくれる。
しかも、気前良くおごってくれる。
8日間の滞在で多分10回はチャイをおごってもらったはず。
日本に帰ってからも、嫌なことがあったらチャイでも飲もうかなと思う。
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