2024年2月Kindle月替わりセールの注目本(ちくま新書世界哲学史[一部]、観光客の哲学、亀山訳白痴など)


注目

世界哲学史

全9冊(正編1-8巻、別巻1巻)からなるうちの第一巻と別巻、計2冊が月替わりセール入りしている。他の巻が今後、日替わりや月替わりセールで出てくるだろうか? それはわからないが、チャンス。

観光客の哲学

四半世紀にわたって批評・思想・評論を賑わし続けてきている東浩紀が主著として書いているゲンロン叢書のシリーズが月替わりセールに入っている。正直これまで見たことなかったのでびっくりした。

王の二つの身体(上巻のみ)

批評界隈で必読書として時々名前があがるのを見る『王の二つの身体』の上巻が半額以下になっていて注目だが、下巻が今後セールに入ってくるかは未知数。

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学習法

光文社古典新訳文庫

Kindleセールの名門の一角をなす光文社の古典新訳文庫は現在の人文・文学の主要な研究者が翻訳したものが揃っていて非常にいいということは言うまでもない。今月はその古典新訳文庫からバルザック・ドストエフスキー・トルストイという大名行列が各499円で入っている。特に「白痴」を訳している亀山郁夫訳は以前(もう15年以上前)「カラマーゾフの兄弟」を読んで限りなくわかりやすくて面白かったのをいまでも鮮明に覚えている。


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