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Japan Automotive AI Challenge 2024に参加してROS2を勉強しよう
ROS2をベースとしたオープンソースな自動運転システムのAutowareのサブセットを利用した自動運転カーレースのコンペ「Japan Automotive AI Challenge 2024」の参加登録が始まっています。
コンペの予選(2024年7月2日~9月2日)はオンラインのシミュレーション環境でおこなわれ、決勝ラウンド(2024年11月1日~11月3日)では実際のカートコースで電動カートを使ってレースがおこなわれるとのこと。
参加登録
参加条件は特になく、誰でも参加登録できます。
ローカルPCでのシミュレーション実行環境がdockerイメージで用意されていたり、Autowareの教材も豊富にあるなど、ROS2の初学者にとても優しい感じです。というわけで、折角なので勉強ついでに参加してみることにしました。
環境構築
公式ページの「導入」ページの要領で大会用リポジトリのクローンしてから、「開発」ページの方法で大会環境のDockerイメージのビルドしてから、もう一度「導入」ページに戻って環境構築を行います。
Ubuntu 22.04環境を準備して、あとは公式webページの導入手順に沿って、依存パッケージ、Docker、rockerをインストール、AutowareのDockerイメージの取得まで進んで、とくに引っかかるところなくAWSIMのシミュレーション環境の起動確認ができました。
誰でも手軽に本格的なROS2の学習環境が整うのは、とてもありがたいです。😀
オンライン採点環境
予選はローカル環境で作成・テストしたROSパッケージの圧縮ファイルをアップロードすると、自動で走行、タイム計測される採点環境が準備されています。
ランキングボードなどモチベーションがあがる演出がされていて、とてもいい感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719888075433-K4CbuEVjDY.png?width=1200)
今のところパラメータの意味やアルゴリズムも含めて五里霧中状態ですが、とりあえず、安定して周回させるように調整して、一連の動作確認ができました。
ルールでは、単に周回するだけでなく仮想の障害物の回避や、ピットインが必要になるなど、結構トリッキーな感じで面白そうです。のんびり、ROSやAutowareの仕組みを楽しみながら勉強していきたいと思います。
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