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LLMの活用

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2023年9月の記事一覧

kani: 軽量LLMフレームワーク

kani (カニ) は、ツールの使用/関数呼び出しを備えたチャットベースの言語モデルのための軽量でハッキング可能なフレームワークです。 LLM用のフレームワークとしてはLangchainが圧倒的にメジャーですが、若干肥大化した印象もありますよね。というわけで、ざっと試食してみます。 kaniの主な特徴軽量設計 最小限のフットプリントで高レベル機能 モデル非依存 OpenAIモデルのほか、LLaMA v2、Vicunaなど 関数呼び出し ロバストなFunction Cal

ローカルPCのターミナル上でLLM生成コードを実行できるOpen Interpreterを試す

ChatGPTのコードインタープリター(Advanced Data Analysis)と同様な機能をローカル環境で実行可能な Open Interpreter が公開されていました。ターミナル上で、チャットインターフェイスを介して、LLMがPython、JavaScript、Shellなどのコードを実行できるもののようです。 Google Colabでの実行デモも公開されています。 ローカル環境で試す対話環境の起動はターミナルで以下を入力します。  $ interpre