はまちがサッカーを辞められない理由(2019/10/12 投稿)
単純にサッカーが好きだから。
と思っていたが、最近は必ずしもそれだけではないことに気付き始めている。
平日の仕事終わり、街中をランニングしていると晩御飯であろうコンビニ弁当を買ってオフィスに戻るサラリーマンとすれ違う。
チームの練習がある日には、練習終わりに飲み会終わりのサラリーマンとすれ違う。
恐らく、私がサッカーをしていなければ同じようなサラリーマン生活を送っていただろう。
勿論、その事の善悪は人によって異なるが、私の場合は、間違いなく"悪"である。
コンビニ弁当では、十分に栄養が取れず、ゲームでは力を発揮できない。
帰宅が遅くなったり、飲み会に参加したりすると、十分な休養時間が確保できない上に、ランニングやチームの練習参加など、コンディション調整に充てる時間も確保できない。
つまり、それらは週末のゲームに向けてビハインドを背負うことになる。
(もちろん、コンビニのおにぎりに手を出すこともあるし、社会人として避けられない飲み会は参加するし、冠婚葬祭は最優先で出席する。あくまでも社会人としての自覚と常識は持った前提での話である。)
大前提として私は、 サッカーをしてお金を貰っているのではない。
あくまでもサラリーマンとして働いて会社からお金を貰っている。
だから、
夜遅くまで仕事と向き合っている人、
飲み会に参加して同僚や客先との連携、親睦を深めている人、
と同じ、もしくはそれ以上の成果を出さなければいけないのだ。
まさに、そこが私がサッカーを辞められない理由であると思っている。
そして正しくは、“辞められない”ではなく、“(自身の成長の為に)辞めない方が良い”のである。
週末のゲームに、少しでも良いコンディションで臨むために平日のトレーニングに励む。
平日のトレーニングの時間を確保するために早く退社をする。
早く退社をするために仕事の進め方を考える。
仕事と向き合う時間を短くして、長い時間仕事と向き合っている人と同じ以上の成果、
飲みに行かなくても、飲みに行く人と同じ以上の成果、
を出すための方法を真剣に考える。
サッカーを通じて、私はこのプロセスに価値を見出した。
思うに、私にとってのサッカーのように、
“好きすぎて辞められないこと” であり
“辞めない方が良いこと” に、
出会えた人こそ、そしてそれが多ければ多いほど、日常生活への充実感を感じることができるのではないだろうか。
当然、それが仕事でも良い。
話は変わり、私には家族がいる。
家族の支えは本当に心強い。
よく、功績を残した人が家族の支えを強調しているがその気持ちが本当によく分かる。
言葉には言い表せないほどのエネルギーを与えてくれる。
妻は、私のサッカーへの理解は勿論の事、
例えば食事についても、サラリーマン兼週末アスリートを支える妻として日々勉強し、 私が仕事から帰宅すると、食卓には私の身体を気遣ったメニューを並べてくれる。
妻には感謝してもしきれないし、サッカーよりも大切な唯一の存在である。
だからなるべく早く家に帰り、2人の時間を長く持つようにしている。
(サッカーに行かせてもらうために営業しているわけではない。)
そんな、サッカーよりも大切な存在が更に増えようとしている。
今冬、待望の第一子が誕生する予定なのだ。
もう今から可愛くて仕方がない。
毎日、妻のお腹に向かって叫び続けているのでうるさくて寝不足かも知れないが、今のところは元気に育ってくれている。
本当に愛おしい。
益々、サッカーに関われる時間が限られるかもしれないが、その中でも家族、サッカー、仕事の両立を勤め上げることがまた一歩、自分を大きくすると捉えて前に進んでいきたい。
最後に、
”サッカーが好きだから” ではなく ”成長のために辞められない” のでもなく、
”妻と、これから生まれてくる子供の為に仕事が辞められないから” サッカーが辞められない。
と、一言添えておけば、このブログを読んだ妻のサッカーへの理解がより一層深まるかもしれない。
はまち
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