マガジン一覧

2025 Season J1 League

Jリーグ、2025シーズン開幕!! 分析出来次第随時更新していきます。

2025Season #1 -Gamba Osaka vs Cerezo Osaka Part1-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回から2025年のJリーグについて書いていきます。 第1回は大阪ダービーです。 まずはどのような戦いだったのか、そして各チームどのような継続と変化があったのかをみていきます。 ●基本情報 ●ガンバAttack vs セレッソDefense◯Pressing改革  ガンバの攻撃を見るにあたり、まずはセレッソがどのようなPressingをかけていたかを確認する。  セレッソの配置は4-4-2。そこからFWが縦関係となる。  ハッ

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Fujifilm Super Cup 2025 -Hiroshima vs Kobe-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回は2025/2/8(土)に行われたFUJIFILM SUPER CUPについて書きます。 分析というより、いくつかのシーンをピックアップして書こうと思います。 ◉基本情報 ◉Hiroshima ●Attack◯新たな槍  広島の基本的な配置は2024シーズンから大きな変更はない。  外CBがボールを持つとまずWBの背後を狙う。それができなければWBの大外へのパスとCSブレイクの2択を持つ。  さらに2025シーズンはジャー

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海外サッカー分析

海外サッカーを分析します!

今、10年前のCL決勝を見ると何か見えるものがあるかもしれない -Part6-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回は10年前のチャンピオンズリーグの決勝を見た考えをまとめます。 分析は前回までで書き終えました。 現在だからこそ感じる部分は何かを書こうと思います。 ●考察◯今では見ない戦術  前回まででバルサvsユベントスの分析は終わりました。こうして振り返ると、互いに今ではあまり見ることがない戦術をとっている局面がありました。  バルサは攻撃時にライン間を空けておくというものです。基本的にはスアレスとネイマールに加えてラキティッチかメッシ

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今、10年前のCL決勝を見ると何か見えるものがあるかもしれない -Part5-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回も10年前のチャンピオンズリーグ決勝についての分析と考えを書きます。 今回はユベントスの攻撃についてです。 どのような構造なのか見ていきます。 ●ユベントスAttack vs バルサDefense◯ルーズボールが流れを作る  ユベントスの攻撃の狙いは大きく言うと、ビダルのアクションをスイッチにフリーマンを使って前進していくことだ。  しかし、バックパスを起点にバルサに4-3-3でPressingをかけられた時、打開するのは難し

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今、10年前のCL決勝を見ると何か見えるものがあるかもしれない -Part4-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 3回にわたって同じテーマで書いています。 前回、バルサの攻撃についての分析が終わったので、今回はユベントスの攻撃について書きます。 どのような戦い方をしていたのか見てみます。 ●ユベントスAttack vs バルサDefense◯ブスケツ vs 2FW  前回までで書いたように、バルサは攻撃に重きを置く。さらに、攻→守の意識も非常に高い。特に相手を押し込んだ時である。  この局面ではブスケツがキーマンとなる。ブスケツは押し込んでい

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今、10年前のCL決勝を見ると何か見えるものがあるかもしれない -Part3-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回も引き続き10年前のチャンピオンズリーグ決勝である、バルサvsユベントスの分析と考えを書きます。 今回はバルサの左サイドの攻撃について書きます。 ネイマールとイニエスタを中心とした左サイドがどのような動きになっていたのか見てみます。 ●バルサAttack vs ユベントスDefense◯WGを封じ込める  ユベントスのMiddle Thirdでも4-3-1-2で守る。メッシまたはネイマールを使われると、SBが縦を塞ぎ、IHがスラ

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2024 Season -Kashiwa Reysol-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回は柏について書きます。 最終節まで降格争いをしていたチームですが、なぜそうなっていたのかわからないほどとてもいいサッカーをしています。 そんな柏はどのようなサッカーをしていたのか見ていきます。 ●基本情報J1順位 17位 9勝 14分 15敗 勝点41 39得点 51失点 得失点-12 ●Attack◯楔職人犬飼  柏の攻撃の配置は4-4-2である。  特に多い形は両WGを内側に入れた4-2-2-2である。この配置だと内ルー

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2024 Season -Albirex Niigata-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回は新潟について書きます。 クラブ規模は決して大きくないにもかかわらず、ルヴァンカップで準優勝を成し遂げたチームです。さらに、チームのスタイルも確立しています。 このような競技面の魅力もあり、2024シーズンの平均観客数は2万人を超えるという、地方クラブでは考えられないような数字を出しています。 その新潟がどのようなサッカーをしているのか見ていきます。 ●基本情報J1順位 16位 10勝 12分 16敗 勝点42 44得点 59失

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2024 Season -Shonan Bellmare-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回は湘南について書きます。 湘南はJ1で唯一3-5-2で戦います。 対戦相手からすると慣れない配置との戦いなので、分析することに苦労したり選手としてもあまり見ない景色の中でプレーしなければならなかったりと難しい相手です。 その湘南がどのような戦い方をするのか見ていきます ●基本情報J1順位 15位 12勝 9分 17敗 勝点45 53得点 58失点 得失点-5 ●Attack◯外CBと2FW  湘南の配置は3-5-2である。3

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2024 Season -Kyoto Sanga FC-

こんにちは。 濵田祐太郎です。 今回は京都について書きます。 シーズン中盤まで降格争いをしていましたが、エリアス選手を獲得して以降調子が上がり、早々に降格争いから脱出しました。 その京都はどのような戦い方をしていたのか見ていきます。 ●基本情報J1順位 14位 12勝 11分 15敗 勝点47 43得点 55失点 得失点-12 ●Attack◯エリアスかそれ以外か  京都の攻撃で脅威なのはカウンターである。パターンは2つある。1つ目はカウンターのカウンターである

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濵田メソッド

こんにちは! 初めまして。濵田祐太郎です。 早稲田大学ア式蹴球部のYouTubeを見ていただいた方ありがとうございます。 今回は初回ということで、概要を記します。 記事内容としては主に濵田メソッドを公開していこうと思います。 早稲田大学ア式蹴球部の先輩である岡田武史さんの岡田メソッドに感化され、3年ほど前から少しずつ濵田メソッドを構築してきました。 現段階では 攻守の原則、攻守の戦略、マネジメント の3つの項目についてメソッドを作っています。 今後新たな項目

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