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不幸かどうかは別問題

私は長男を出産後に関節リウマチを発症しました。
厄介なことにリウマチは一生治りません。
薬を飲んで、痛みや関節の変形を最小限に抑え、寛解という状態にすることが治療の目標です。
まぁ、薬飲めば痛みは減るし、私の場合は比較的普通に生活でます。

パニック障害の夫も、夜寝れなかったり、人混みや閉所に行くと汗が止まらなくなったり、酷い時は過呼吸になったりもしたけど、薬でコントロールして、息子と映画館でドラクエを観れるくらいには(けっこう汗は出たけど)安定している。

お義母さんは変形性股関節症だったけど、両脚に人工関節を入れる手術をして、今はめったに痛がらない。

息子は先天性眼瞼下垂なので生まれつき左目の瞼が下がっていて、よく「虫に刺されたの〜?」とか聞かれることが多かったけど、瞼を吊り上げる手術をして、今はパッと見た感じ違和感はなくなった。

病気と付き合いながら生きていくために、薬を飲んだり手術をしたりしている。

こんな病気で
こんな薬を飲んでいて
こんな手術をして

「私たちは不幸だ!」ではなくて。

発症してしばらくは痛くて、辛かったけど。
今は、薬のおかげで普通に生活出来ている。

世の中の病気や障害のある方々が普通に生活するための手段があって欲しい。


そして、
病気だから、障害者だからという精神的な特別扱いではなく、

困っていたら「助けて」って言えて
困っている人がいたら助けてあげられる

寄り添ってあげられる

そんな世の中が理想だなぁって思う。

私の歩き方が少しぎこちなかったとしても、
手首に負担が掛からないように、買い物袋を腕にかけて、おかしな感じになっていたとしても、

不幸だと思わないし、困らないので全然オッケー。

でも、ペットボトルのキャップはたまに開けられないので、コンビニの店員さんに
「手首が悪くて開けられないので、すみませんが開けてもらえませんか?」
ってお願いしたりします。
(今はコロナの影響できないですね💦)


私は、のほほん としすぎてるのかもしれないけど(笑)
とりあえず不幸ではない。
そんな事を思ったのでした。


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