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予想を買う者、売る者2nd

②売る者

買う者がいれば、売る者がいる。
売る者がいれば、買う者がいる。
これは世の常であり、なにも予想だけに限られた話ではない。
この世に存在する商品、サービス、全てにおいて当てはまることなのである。

昨今、歌舞伎町大久保公園付近において売春および買春が大きな社会問題となり各方面から取り上げられている。
どちらが、悪なのか?善なのか?または正義なのか?

ともに、善であり悪だ。と考えている。
私がここで主張したいのはどちらか一方に善悪を押し付けるのは「ナンセンス」ということだ。
ではそれは、なぜか?

需要と供給のバランス、つまりその礎となる「生産性」がそこに生じているからである。

生産性(Productivity)という言葉を辞書で引くと、「生産過程に投入された一定の労働力その他の生産要素が生産物の産出に貢献する程度」とある。
※引用元 参考文献
公益財団法人 日本生産性本部 生産性研究センター
川上淳之 帝京大学経済学部准教授 生産性レポートVol.1

生産性(Productivity)

何やら、耳馴染みのない言葉が羅列されているが特に難しいことはない。
【何かを作る過程において必要な労働力と、その他要素に起因する産物なのである。】

前記事https://note.com/halu_halu1999_/n/n0c683a119c4d

前記事において、予想は「作品」であるともっともらしいことを述べているが一部悪徳な予想販売をしている者、予想結果を捏造する者、これら救いようのないクズ共にはこれは当然あてはまらない。
これらのものに関しては、撲滅できるような手段を講じさらなる働きかけを今後も引き続き行っていく。
善良な読者の方々からも、情報協力は仰ぎたい。

話を戻そう。
自分の作品に愛着を持って予想を売る者たちは、そこに常人では理解出来ない、理解し難い並々ならぬ情熱を注ぎ込んでいることが垣間見える。

BOAT RACEに限らず、競馬や競輪、オートレースそれぞれに特化した優秀な「芸術家」たちは数多く存在しているのであろう。
投資関連のインフルエンサーと呼ばれる方々もそれに等しいのではなかろうか。

予想を売る者たちにとっては、その「対価」である報酬を受け取ることが目的である者。
ある種、芸術同様に自分の「作品」をより多くの人に見て欲しいと願う者。
大きく分別するとこの2つに二分できると思う訳だ。

画家や作曲家など芸術に携わる者でも、商売色を出して成功する例と失敗する例があると聞く。
バンドなどでも自分たちの求める「音」が売れる楽曲なのか、売れなかろうがメンバーたちが本当に追い求めている「音」なのか。
それらを巡り対立し、よくある「音楽の方向性の違い」で解散するというのが最たる例だ。

そのバンドファンからすると、おそらく売れなくても良いから解散せずにこれからも活動を続けて欲しいと願うのであろうが、本人たちからすればその気持はありがた迷惑以外の何ものでもないはずだ。
自分たちの望む「音」を作れずに、商売としての「音」を追求しなくてはならない。
もの凄いジレンマが生じる訳である。
売れるためだけの「音」「芸術」の追求が出来る人々は芸術の才能と合わせ商いの才能もきっと持ち合わせているのだろう。

予想を売るということは、その「責任」が必ず付いて回ってくる。
これは、必ずだ。
当たれば、ほら私の予想のおかげで勝ちましたよね?
私の予想って凄いですよね?
なかには、目に余る大変押し付けがましい予想販売者もいるがこれは稀なケースであると考えている。

優秀な芸術家たちほど、押し付けがましいことは言わない。
黙って、淡々と作業をこなすだけだ。
では、それはなぜか?

リスクヘッジも一流であるという点だ。
一度当たったくらいでは、喜ばないし、外れが連続したとしても絶対に軸がブレないからだ。
たかが目の前の数レースに、目標を置いておらず中長期的目線で物事を捉えられている。

それぞれ、予想におけるロジックも違ければ、的中率、合成オッズ、回収率と十人十色のスタイルで戦っているのである。

予想なんて買わないよ。
予想なんて買うくらいなら、それで舟券1点買う!
これも正しいし、もちろん否定もない。

さらに私は読者に対し、予想を押し売りしたいとも考えてもいないし、今後も無料で出せる予想は出していくつもりだ。
ただし、「X」に垂れ流して、数字だけの羅列はしない。
必ずnoteを通じ配信を行う。
無料の場合には、詳細な見解を記載することはしないが。

「作品」としての理解をしてくれ、賛同し、共感し、気が向いた時にふと思い出す程度に記事を見て頂けると予想冥利につきる。

ここまで、お付き合い頂きありがとうございました。

次回のネタは模索中ですが、選手や展示について思うところを書いていこうと思います。

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