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第19回ヴィクトリアマイル【事前予想〆15:38頃】5月12日(日)

荒れるG1
ナミュール・マスクトディーヴァの2強なのか?それとも?

競馬予想は間隔が大きく空いてしまったが、G1予想としては全券種完全的中を果たした昨年の有馬記念以来となる
下記にもう一度その予想を貼っておく

競馬予想を蔑ろにしていた訳では無く、自信を持ち本命推奨+買い目を絞り出せなかったのが最大要因だ
ヴィクトリアマイルはその本命馬が迷いなく決まった
消去法や押し出される形ではなく明らかに能力が抜けている馬がいる

1人気ジャスティンパレスをバッサリ切り
馬単43.8倍🎯 三連単421.1倍🎯

さて、本題へ入る
ご存知だとは思うが、今週より東京の芝はBコース替わりとなりデータの示す通り内枠先行勢が圧倒的有利な傾向となる
明日も天気は良くなりそうで、良馬場開催が見込まれる

後方一気の追い込みだけが持ち味の馬には展開がキツくなるコンディションに変化
コース替わりとなることで前が非常に止まりにくく、先行した人気薄馬の台頭が目立つレースとなるのも実に頷ける
その為に荒れるG1としての共通認識があるのだろう

まず、上位人気馬をどの様に取捨選択するかである
直近10年1人気は僅か2勝に留まり、半数は馬券圏外に飛んでいる

1人気の期待に応えたのは単勝1倍台の圧倒的な支持を集めた名牝9冠馬アーモンドアイとG16勝グランアレグリア2頭のみ

この2頭に関しては実力が桁違いであったことは明白であり、今年の混戦具合とは比較し難く参考外

つまり現在1人気のナミュールが上記2頭ほど抜けているのか否か?
明らかに突出している様には思えない

まず現在1人気
ナミュールの近走を回顧してみよう
大きく見えてくるものがある

昨年マイルCSを藤岡康太Jと制し、その後直近2走は香港、ドバイと海外遠征へ
結果は
香港マイル3着
ドバイターフ2着
近走の安定感と充実度合いから考えても、1人気に推されていることは妥当だろう

昨年までのこの馬とはまるで違う、成長著しい
そんな声が多く聞こえてきそうなのだが
しかし、どうも気がかりな点がある…

同舞台である昨年のヴィクトリアマイルと安田記念の2走に着目した

ヴィクトリアマイルはコーナー手前で前を塞がれる不利を受けている

このレース、ナミュール自身の上がり3Fは33.5
上がり3Fだけをみると3着であったスターズオンアースよりも0.1早かったのだが…

位置取り、展開の差以上にこのレースは勝ったソングラインと2着ソダシとの力量が浮き彫りになったレースだと考える

結果7着と敗れた訳だが、直線追い出しところ伸びそうで明らかに伸びていなかった

もちろん展開といえばそれまでなのだが、付け加えるとこの馬の揉まれ弱さと展開待ちという注文が付くことを大きく感じたのである
自分で器用に立ち回りすることが難しい
伸びに欠けたことは不利を受けたことからの影響なのか、はたまた気性の問題か

そして安田記念16着大敗
こちらは直線追い出したところで、2頭から挟まれる大きな不利
完全に走る気を無くした結果なのだが…

要するにこの馬が勝つ為には、注文が大きく付くという点だ
特に下記の2点である

・不利を受けない(揉まれない)
・前が明らかに早くなる(差し追い込み有利な展開)

不利を受けないというのは、どの馬にも当てはまる大前提だが脚質的な問題もあり特にこの馬の場合には致命傷になる
そして自在タイプとは良い難いのが非常に難点で器用さに欠け、そして脆いのだ

果たして2.0倍台前半のオッズで本命として買えるのか?
という壁にブチ当たった際、わたしの答えはNoである
もちろん圏内の可能性は十分にある
が、1人気としてのオッズでは本命視出来ないし、し難いというのが結論だ

そしてもうひとつの不安材料が、武豊Jへの乗り替わり
自在性に欠け、勝ちパターンがワンパターン、かつテン乗りで豊さんに手が合う様なイメージが湧かない

2人気
マスクトディーヴァ
前走阪神牝馬Sはまさに横綱相撲
モレイラJとの初コンビであったが、課題のスタートも克服し4番手を追走そのまま押し切り着差以上の結果である

2走前の東京新聞杯はこの馬のゲートだけが開かないという不運に見舞われる
スタート後5馬身ほどの遅れを取ってしまうが、そこからのリカバリーは見事であった

勝ったサクラトゥジュールのタイムが1.32.1
上がり32.0台前半のこの開催で現実的には、ほぼあり得ない様な末脚を使わない限り届かなかったであろう
結果は6着だが、この敗戦理由は実に明白である

マスクトディーヴァの強調すべきレースは4走前のローズS
1,800mの日本レコードをマーク
馬場コンディションに恵まれていたとはいえ、従来の日本レコードを0.8も縮める1.43.00という驚異的なタイムを叩き出し完勝

次走秋華賞にてリバティアイランドに惜敗はするものの、ここは相手が悪かったとしか思えない
加えてこのローズS2着であったブレイディヴェーグはエリザベス女王杯を制する
この馬の対戦してきた相手と実績を考慮すると、自ずと評価が高まる

が、しかし…


さぁ、いこう
ヴィクトリアマイル



さて、馬券は…

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