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"片耳難聴"を知って

皆さんこんばんは、春陽です。
今回は出演した作品と、それに関して思ったことを記録として書こうと思います。


先日、出演させていただいた片耳難聴を描くショートムービーが公開されました。
私は突発性難聴(片耳難聴)になった久保さんという役です。
↓↓
https://youtu.be/lBper3_cZlM

こちらの動画は、片耳難聴の当事者コミュニティ「きこいろ」さんが実際に起こる場面をもとに制作されたものです。

きこいろさんの制作エピソードも一緒に読んでいただくとよいかも。
↓↓
https://kikoiro.com/movie_uhl_2022/

聞こえないことにまだ慣れていない久保さん

出演させていただくことが決まった時、私はほとんど知識がなかったため、すぐに「片耳難聴」についてネットで調べてみました。
すると今の時代、有難いことにYouTubeで自身のお話を発信してくれている方もいらっしゃり、そういったものも参考にして本番に臨みました。

撮影当日は実際に片耳難聴の当事者の方がいらっしゃって、普段困る事から困らない事まで聞かせてくださったり、撮影時の所作やニュアンスを細かく指導してくださいました。
最初対面でお会いした際に、事前に調べた事や台本から知った、相手に対して自分が「立つ場所」「座る場所」に一瞬戸惑いましたが、真正面からなら聞こえるということで正面にいるようにしました。
※動画内でもそういった場面が出てきますが、音の発される場所・方向、環境によって聞こえ方が変わるそうです。動画を見ていただければ伝わりやすいかと…つたわれ!

座る位置もとても大事

今回動画に出てくる久保ちゃんは後天的に片耳難聴になっておりますが、人によっても程度や症状・感じ方も異なるようなので、もし身近に打ち明けてくれる人がいた時には私もその人の話をちゃんと聞いてみよう思います。(突発性難聴の場合は、出来るならそうなる前に話を聞いたり出来るのが1番いいだろうけどね)


私は今まで生きてきた中で、片耳難聴に関してあまり身近に感じられる機会がなかったので(実はいらっしゃったかもしれないけれど)、今回の撮影で知れたことはとても有難かったです。

今この記事を見てくださっている方の中にも、身近な人がそうだ、もしくは、自分がそうだ、という方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。

こうして知れたことで、普段からもう少しアンテナを張れるんじゃないかなと。中には打ち明けること自体がストレスになってしまうこともあるそうなので(そりゃそうだよね)、もしちょっと気がついた時には無理に問うことなどはせず、少し出来そうなことがあるのであればやろうと。

打ち明けること自体にもドキドキ

まだまだこのように私の知らない、人それぞれの"困っていること"は世の中にたっっっっくさんあるんだろうと思います。
今回のように、知る機会があればちゃんと知りに行き、そういった人が1番やりやすい方法で生きていけるそのお手伝いが少しでも出来ていけたらいいなぁと思いました。(事前に出来ることがあればそれも。)
私も小さい時から今でも、人に助けられていると感じる瞬間がたくさんあるので。

知りに行くのイメージ

また、こう出来たらいいなという想像ももちろん大事だと思いますが、それと同時に、想像だけが先走って本人の気持ちを無視した行動をしない、というのも肝に銘じようと思う私でした。


改めて、この動画に携わることが出来て本当に良かったです。(気持ちとは真逆の伝わらない小学生みたいなまとめ方してしまった、文章の書き方を身に付けねば…)


ちなみにここで書いたことは、私が実際に聞いて考えたり、こうしたいと思ったり、ということをただ記録的に書いているだけでそう考えるのが正解、というものではありませんので、読んでくれている方は、そう思ったんだぁ、と思っていただく程度でOKです。

最後までお読みいただきありがとうございました。ここまで読んでくれた人は、今晩いい夢観られるよ、きっと。

もう、みーーんなが過ごしやすい世界に、なってほしいよーー
(壮大で難しすぎて、言うだけなら簡単なことをたまに考えちゃうよねー)

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