中央競馬予想　2021年3月20日（土）中山・中京・阪神　フラワーC【GⅢ】・ファルコンＳ【ＧⅢ】・若葉Ｓ【Ｌ】

2021年3月20日（土）の予想です。馬場想定は以下の通りです。
〇中山　　　芝：良　　　　　　ダート：良
〇中京　　　芝：良～稍重　　　ダート：良～稍重
〇阪神　　　芝：良～稍重　　　ダート：良～稍重

今日は中山でフラワーカップ、中京でファルコンＳ、阪神で若葉Ｓと3歳馬にとって重要なレースが行われます。
買い目は単複を基本としますが、オッズ・条件次第で馬連・ワイド・三連複にします。
条件戦は予想の信頼度を★の数で表しています。

note予想はこの先しばらく休みで、桜花賞辺りから再開します。

１　フラワーカップ

GⅠ3着馬のユーバーレーベンが出走し、先日逝去された岡田繫幸氏への手向けの一戦となります。同馬の切れ味はこのメンバーでは随一で、展開が向くかどうかがポイントです。
中山1800は先行有利で、平均ペースが見込まれることから、ユーバーレーベンにとっては若干レース運びが難しそうです。
ペースを握りそうなのはオレンジフィズ、アビッグチア、特に後者はレベルの高い新馬戦を勝ってきましたので、要注意です。
これらに続いてルース、エンスージアズムが続き、ホウオウイクセル、ユーバーレーベンが中団から後方で進めそうです。

荒れそうなのでここは単複で、差し馬には展開が向かないと見て、コース勝ちがあるルースと、スローになった場合のアビッグチアを狙います。

（買い目）
単複　１１，１５　（2点×2）

２　ファルコンＳ

GⅠ馬グレナディアガーズの復帰初戦となりますが、骨っぽいメンバーが集まり、やや混戦模様です。

グレナディアガーズは未勝利戦を勝って臨んだ朝日杯で、7番人気ながらレコード勝ちと、強い勝ち方をしました。3か月ぶりとなりますが、初勝利まで3戦を要したように走ってみないとわからない面があり、過信は禁物と見ます。
モントライゼは前走はグレナディアガーズの後塵を拝しましたが、実績はGⅡ勝ち、GⅢ2着と、申し分ありません。前走逃げたのは結果的にグレナディアガーズのレコード勝ちを引き出す形となり、今後を見据えて控える競馬を試したいところです。

ルークズネストは前走GⅢでは先行有利な展開を鋭く追い込んで2着し、決め手は上位です。ペースが速くなりそうなここは展開が向きそうです。
ショックアクションは新潟2歳S勝ちがありますが、前走は+10kgの影響もあったのか、失速してしまいました。絞れていれば再度好走は可能と見ます。

展開予想として、序盤から激しくなりそうで、人気馬の動向が大いに注目されますが、モントライゼは外枠でもあり、押さえが効かなさそうです。グレナディアガーズも外が速くなると包まれる可能性があり、同馬も厳しい展開となりそうです。

ここは前走先行して失敗したロードマックス、漁夫の利を生かして本来の差し脚を伸ばせれば最有力と見ます。あともう一頭、ニシノアジャストも決め手を有しており、展開がはまれば上位も可能と見ます。

（買い目）
単複　１０，６　（2点×2）

３　若葉Ｓ

過去にGⅠ馬を何頭も送り出しているレースですが、今年は小粒なメンバーで行われます。
前走逃げた馬が10頭中3頭、さらに先行したい馬も多く、ペースは速くなりそうで、消耗戦が見込まれます。
レースが行われる頃は雨も予想されますので、力のいる馬場が合いそうな馬を探してみたいと思います。
人気はありませんが、以前、未勝利戦で注目したタイフォンが出走します。前々走の未勝利戦では向う正面からマクリ一発で着差わずかながら快勝しました。
フェノーメノ産駒でスタミナ勝負にも強く、展開的に妙味がありそうです。

（買い目）
単複　３（2点）