Backlog World 2021 旅 ~Journey~ オンライン 参加リポート(その4)
その4は、Redmineエバンジェリストとヌーラバーのスペシャル対談です。
対談セッション「Redmine✖Backlogツール対談」
Redmineエバンジェリストの門屋浩文さん と
去年、backlogユーザーとして、Backlog World 2020 re:Unionで事例発表を行い、気がついたら、ヌーラボの中の人になっていた河内 一弘さん
の対談です。
なお、この対談は運営委員長、ナカミチさんの提案で実現しました。
第1ラウンド:ツールについて
門屋:Redmineは、OSSなので有志がアドオンやツールを作る。
河内:backlogは、APIが公開されており、これを利用してアドオンやツールを作る。
門屋:Redmineには、ワークフローの統制機能がある。
河内:backlog、それないんですよねー。
河内:backlogは、コラボ重視でUIも親しみやすくしています。
河内:自分のチケットにスターが沢山付くとうれしくなります。
門屋:Redmineには、それないんだよねー。
門屋:導入には推進者の存在が必須だね。
河内:同意です。
門屋:説明して、目を輝かせてくれる人がいると導入もうまくいくけど、現場の温度差って大きいよね。
河内:上手くいかなかった話、泥臭い話もいっぱいありますよ。
と、ここで、司会進行の こまみさ さん(副運営委員長)がリングにタオルを投げ込んで第1ラウンド終了と相成りました。
第2ラウンド:コミュニティについて
門屋:Redmineのコミュニティは、Redmineを使ったプロジェクトマネジメントの話題が主かなー。
河内:JBUGは、backlogに限らず、プロジェクトマネジメント全般について、話しますねー。
門屋:プロジェクトマネジメントは大事だし、その知見を学ぶためにもコミュニティの存在は大事だと思う。
河内:同意です。
第3ラウンド:プロジェクトマネジメントの民主化
門屋:プロジェクトマネジメントは偉い人だけのものじゃない。まず、セルフマネジメントをすることで、ベースを作り、プロジェクトマネジメントに進んでほしい。
河内:ボトムアップでプロジェクトマネジメントが始まるのがよい。スターフライヤーさんの話には現場の熱さを感じた。
河内:やる気を起こさせるのは、ツールです。ツールの説明を聴いて目を輝かせてくれる人がいれば、現場が変わるきっかけになる。
門屋:それがセルフマネジメントをしてきた人、個人が向き合っていた人だと思う。
河内:問題には得意なもの、不得意なものがあります。
門屋:人に助けられる、ツールに助けられる、そうして弱点を補って問題解決に繋がっていくのでは。
河内:情報に助けられる面もあります。
門屋:それがチケット管理システム。昔何してか、誰が問題を解決したかが記録として蓄積されている。
というところで、あっという間に予定の30分が過ぎました。
門屋さん、河内さんとも、「また話しましょう。」と盛り上がりました。
また、門屋さんの「人生もプロジェクトなのでは。だから、マネジメントしていけば幸せになれる。」というコトバが印象的でした。(たかくのコメント)
最後に、司会進行を務めた こまみさ さん、本当におつかれさまでした!!
おまけ:この対談がBacklogworldの名物コンテンツになるのが、ボクも妄想なのかどうかは、来年(2022年)のお楽しみ!!
(その5に続く)
川越在住。映画と音楽、お酒とラーメン好きのソフトウェアエンジニアです。 ビールは、ハートランド(KIRIN)。 🍜は、いろいろ。 好きな音楽は、クラシックギターとピアノ。好きなバンドは、ミスチル。好きなマンガは、「3月のライオン」。