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唾石症とオペのこと

会社員2年目くらいのある休日の朝。
わたしはアニメイトにうたプリのブルーレイを引き取りに行く予定があった。(限定収納ボックスのために全巻予約)
モゾモゾお布団から出て、コップで水を飲んだら口の中が痺れて飲み込めなかった。

🐼「………そんなことある…?」

いちおう医療事務の端くれ。この症状は…痛そうなところはたぶん口の中、もしくはのどかな…今日やっていそうなのは…とりあえず耳鼻科か…

🐼「口のなかが痛くて」
🐼「朝水を飲み込めなくて」
👨🏻‍⚕️「なんともないよ」

なわけあるかい😇

アニメイトに向かう道の途中、でかい三角のフリスク(ぶどう味)を試しに食べたらすごくすごく口が痛くて、痛いの我慢してたら大量の唾液と一緒にちっちゃいゴミみたいな硬いモノが出てきた。そんなわけあるかいと思ってティッシュに丸めて捨てた。そのあとは痛くなくなった。

ある日自分の務める病院で、何かのついでに内科の先生にそんな話をしたらそれは石だねえ、唾液がちゃんと出るようにマッサージするんだよ〜って言われて、詰まって痛かったのは石だったことがわかった。

それから何度か口から石が出た。
さすがに朝ごはんのひきわり納豆を食べてるときに痛くなるのはやめてほしかった。ネバネバの口に手を突っ込みながら無理やり石を取ったりした。おかげで何度か遅刻もしはぐった。

2022年のゴールデンウィーク
なぜか突然片側だけ唇、顎、舌、口の中が全部痺れる。なかよしの先生がいる口腔外科受診(麻酔科医でもある)
👨‍⚕️「とりあえず急いでどうこうしなきゃいけない所見はないよ、死なないから安心して。連休明けまで様子見よう、何かあったら携帯にかけてよ」

〜連休中〜
麻痺している場所に冷感、ご飯を食べる気にならない。寝ているとき以外不快。

〜連休明け〜
🐼「我慢したけど治らなかった😭」
👨‍⚕️「今すぐ大学病院紹介するね」

大学病院
いっぱい検査した。何度も通った。ビタミン剤しかもらえなかった。結果
👨🏼‍⚕️「唾石があるね、かなり大きいよ。でもそれが原因じゃないよ。」
🐼「???」
👨🏼‍⚕️「CTの読影結果も異常なかったよ。👨‍⚕️先生のところに戻っていいよ。」
🐼「?」

〜なかよし歯医者〜
👨‍⚕️「こういう痺れっていうのは、ホルモンバランスとかストレスとか、いろんな要因があるんだよ。疲れてない?ストレス抱えてない?」
🐼「ストレスがない人間なんていないっすよ!ハハ!」
👨‍⚕️「石はいつか詰まって痛くなる時があるよ。大事な予定の時に急に痛くなるより先にとった方がいいんじゃないかな?県内の○○病院を紹介するよ。顎の下を切ることになるんだけど、いいよね?」
🐼「……いい…かなあ…」
👨‍⚕️「紹介状書いとくね〜」


〜後日〜
🐼「先生やっぱり傷が残るの嫌になっちゃったんだよね、こういうところあるんだけど、紹介状の宛先こっちにしてもらえるかなあ?」


そしてこのツイートに繋がります。
(ツリーにしてあるよ)


以下、保存してあった画像たち。

酸素マスク取れた直後。
石を取る方の口に丸を書かれた顔。
取れた石。合計3つ。血がついていてキモい。
どうせならダイヤモンドが出て欲しかった。
何度見てもキモい石。名前は1ごう、2ごう、3ごう。
このピンクのガーグルベースにキモいくらい痰を溜めた。
ジルの鏡、気に入ってたけどこのあと母が割ってくれた。
現在鏡なしで頑張っている。
女子としてどうなのだろうか。
新しい鏡、ほしい。
リュックひとつ、ひとりで入院した女。
なぜか来る途中にコートを購入して荷物を増やす。


全身麻酔、薬の制限をされていたためお腹の調子はヤクルトとミルミルで整えていた。屋上からは海が見えた。
病室からはシーパラへ続くキラキラの道が見えた
ルートを外した後のキモい腕。緑。
前日ロイヤルパークホテルに友達と泊まった。
最後の晩餐、肉を食べた。
病院の受付時間がなければ
チェックアウトまでゆっくりしていたことでしょう。


そんなわけで、途中ツイート引用して楽したけどわたしの石の話。
その後幹線道路(べろの下にある唾液腺)じゃなくて、細い道路(喉の方)にちっちゃい石が詰まってちっちゃい粘液嚢胞が何度もできたりしているけど、それは痛くはないので様子見してます。

わたしも過去のツイートとかいっぱい見て病院決めたので、誰かの助けになればいいなと思ってこちらにも残しておくことにします。

ラウンジで食べた最高朝ごはん。



余談
みなとみらいの景色が大好きで。
いちごスペシャルみたいなホテルが特にすき。
特等席からいちごスペシャルを見られたこの日はとてもニコニコでした。
お部屋の大きなガラスの窓から外を眺めながら、わたしの将来のことをわたしのことよりも真剣に考えてくれる友達と、お酒飲みながら本音で泣きながら話したあの日のことをわたしはいつまでも大事にしています。

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