中級者によるライバルズ上達講座【2周年記念】

はじめに

こんにちは。はじめまして。ハルクロムです。
先日、ぼそっと「2周年記念に中級者が書くライバルズ上達講座みたいのって需要あんのかなぁ」とつぶやいたところ、少し反響があったので、そんなコンセプトで記事を書いてみる次第です。
※こうすれば勝てる! というプレイング指南ではなく、こうすれば上手くなりますよ(たぶん)っていう学習法みたいなものです。
この記事は以下、「ハルクロムの戦績」「デッキを選び、理解する」「動画や配信を見る」「アドバイスをもらう」「おわりに」で構成されています。各節は独立していますので、興味のあるところだけつまみ食いしても大丈夫です。それでは本編をどうぞ。

ハルクロムの戦績

グランプリ最高ランク:レジェンド400位(第1回闇の道化杯=2019年8月期)
その他:勇者杯 2019春 一次予選その2突破(274位)→オフライン2次予選 3勝2敗(以降ドロップ)
見ての通り、ランカーでもなければ何かの実績があるプレイヤーでもありません。2019年10月期を含む直近12カ月では10度レジェンドまで到達していますので、レジェンド常連ではあります。
もともとカードゲームど素人だった私が、「ドラクエだから」ではじめたライバルズでここまで上達できたプロセスを振り返りつつ、一般化してみようというのがこの記事のもう1つコンセプトです。

デッキを選び、理解する

「上達したい」と「勝ちたい」は完全にイコールでないにしても、かなり近いものだと思います。勝ちたいなら、まずは強いデッキを使ってみましょう。
強いデッキをいきなり自分で構築するのはとても難しいと思います。今はTwitterやYouTubeを中心にたくさん情報が出回っていますので、これを使わない手はありません。
強いデッキリストは例えばこんなサイトなどが参考になります。

ところが、強いデッキだけ持ってきても、それだけではなかなか勝てるようにはなりません。勝つためには、デッキの勝ち筋(勝ち方)を理解し、そのデッキの強さを引き出すプレイングをすることも必要です。デッキ紹介サイトにも、各カードの採用理由やざっくりした勝ち筋は記載されていますが、それだけではイメージしづらいもの。そんなとき役に立つのがデッキ紹介動画です。
デッキ紹介動画では、たいていデッキリストとキーカード、勝ち筋の説明と、そのデッキを使った対戦がセットになっていて、デッキを理解するのにとても有用です。まずはデッキ紹介動画を見て、自分の使ってみたいデッキやリーダーの紹介動画を見て、デッキの強み(と弱み)を把握しましょう。
自分の使わないデッキでも、余裕があれば見てみることをオススメします。紹介されたデッキが相手にまわることもあるので、相手のデッキに入っているカードや、強い展開などを把握しておくと、それに対応した戦い方を考えられるでしょう。

個人的なオススメはトシlyndisさんあーあいさんのデッキ紹介動画。お二方とも勇者杯ファイナリスト経験者で実力は折り紙つきです。
※ほかにもデッキ紹介動画をアップされている方はたくさんいらっしゃいますが、私の知る範囲で、特に上達の助けになりそうな方、ということでピックアップしました。

動画や配信を見る

上手い人の動画や配信でプレイングを学ぶことが、上達への近道。私なりに考えた(意識している)、上達につながる動画や配信の見方を紹介します。

自分だったらどうするか
そのターンに自分だったらどうプレイするか考えながら見てみましょう。自分と配信されている方のプレイの違いや、その理由を意識して見ていくと、自分の考え方やプレイで足りないところ、修正すべきポイントが見えてくると思います。

そのデッキの勝ち筋は何か
勝つためには相手リーダーのHPをゼロにすることが基本ですが、そこに至る道筋はデッキによって様々です。盤面からしか打点が出ないからしっかり盤面を制圧する、手札から直接リーダーを攻撃する手段があるから優先してリーダーを削る、など、そのデッキの勝ち筋(勝ち方)を実現するための選択を意識して見てみましょう。

何をケアするか
相手のリーダーからどんなカードが出てくると想定するか、何が来ると困るか、どうすればそのカードを使わせずに済むか、またはそのカードを使っても大ダメージを受けずに済むか、このあたりを意識して見るのも大事です。また、かわしようのないときは、最悪の場合に立て直す道筋を残しておく必要があるかもしれません。一方で、あまりケアに意識をむけすぎると勝ちきれない場合もあり、多少強引なプレイをする場合もあります。このあたりのバランス、勝負勘をつかめるともっと上達しそうです(私もケアに傾きすぎて負けることが多々あり、まだまだ勉強中です……)。

配置に気をつける
2×3マスの盤面で戦うライバルズでは、ユニットの配置もとても重要です。どのユニットを後列に置いて守るか、貫通攻撃をケアして同じ列に置かないか、特技カードや場に出ているユニットの効果で出てくるユニットをどう配置したいか、など、何を意識してユニットを配置しているか見てみましょう。

プレイの引き出しを増やす
上手いプレイヤーはときに、普通にしていると思いつかないようなカードの使い方をすることがあります(自分のユニットにミラクルソードを使ってリーダーを回復する、など)。そうしたプレイは頻繁に使うものではありませんが、そんなプレイもある、ということを頭に入れておくと役立つことがあるでしょう。

配信での個人的なオススメはデッキ紹介でも挙げたトシlyndisさんあーあいさんのほか、ぱらたんさんリクヤトさんあたり。配信では1つ1つのプレイの意図まで丁寧に解説されることは少ないですが、上記のみなさんはしっかりめに各ターン考えていることを言語化されるので、見てて勉強しやすいと思います。
※リクヤトさんがときどき画面内外でとんでもないプレミをするのはご愛嬌。気になる方は"リクヤト置き"や"【悲報】漢リクヤト"で検索を。
配信されている方は他にもたくさんいらっしゃいますので、時間のある方はいろいろ見てみて、お気に入りを探してみましょう。

上手い人のプレイを観戦したり、勇者杯などの大会の配信を見たりすることも上達につながる道の1つですが、こちらではプレイの意図が必ずしも明確に言語化されるわけではないので、見る側にもある程度の技量が備わっていないと、そこから学ぶのは難しいかもしれません。でも、勇者杯はただただ楽しいので、ぜひ(できれば他のプレイヤーといっしょに)観戦しましょう。

アドバイスをもらう

1人で動画を見たり、プレイしたりしているだけではどうしても限界があります。ぜひ、上手い人にアドバイスをもらいましょう。アドバイスのもらい方にも色々ありますので、いくつか紹介してみます。
アドバイスをもらうときは、感謝の気持ちを忘れずに。

動画や配信でコメントする
このターン、自分だったらこうプレイしたのに、配信されている方は違うプレイをした、とか、あまり説明なくプレイされたけど理由がよく分からない、といったときは勇気を出して質問してみましょう。きっとプレイに対する理解が深まります。

ギルドやSNSを活用する
ギルドに入ると同じギルドのメンバーのゲームを観戦することができます。特にTwitter等のSNSでメンバーを募集しているギルドの多くには、レジェンド経験者が在籍していますので、観戦して勉強したり、自分のプレイについて相談したりするとよいでしょう。
Twitterでもトッププレイヤーによるプレイングやデッキ構築に関する議論がときどき見られます(リプライによる会話、ブログ記事など)。こうしたものに断片的に触れるだけでも、自分のプレイに活かせる何かが見つかるかもしれません。また、気になることがあればリプライ、コメントなどで会話に参加すると新しい発見があることでしょう。

誰かと通話しながらプレイする
世の中便利になっておりまして、ゲームしながら通話ができるアプリもあります(Discordなど)。ギルドによっては通話しながらランクマッチをプレイする、通称ラダー通話(ラダ通)を頻繁に行っているところもあり、そうしたツールを使ってリアルタイムでアドバイスをもらえると、たくさんの気づきがあることと思います。また、ギルド対抗戦やギルドリーグで通話を導入しているところもたくさんありますので、ぜひ探してみましょう。ギルドリーグのTwitterアカウントをフォローしておくと、リーグ戦の参加ギルドや対戦カードが分かります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。少し長くなりましたが、私が個人的に上達するために意識していること、役に立ったと思うことをまとめてみました。品質保証は致しかねますが、何かの参考になればとても嬉しいです。
具体的なプレイングについてはほとんど触れなかったので、期待はずれに思われるかもしれません。私にはそれを書くだけのプレイスキルもないし、自分のデッキ、相手のデッキによって気をつけることは無数にあるので、手に負えない、ということでなにとぞご容赦ください。
これから2周年記念イベント、勇者杯、そして新弾と、お楽しみが盛りだくさんのライバルズをさらに楽しむために、この記事が少しでも役に立つことを願って。

おしまい。

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