見出し画像

VOOX

VOOXという音声メディアにハマっている。
なんなら勝手にアンバサダーを名乗りたいくらい。

まだ始まって1か月ちょっとのこのサービス、ご縁あって「中の人」とお話しする機会をいただいた。正確に言うと、このメディアを企画運営されている方々と。

そこで話したことを思い出しながら、ここではVOOX愛を長々と語りますが、「中の人」に頼まれたわけではありませんw

VOOXってなに?

各界プロフェッショナルが、本1冊分ほどの内容(VOOXオリジナル)を、本人の言葉で音声配信。
1話10分×6話構成

この計算されつくしたシンプルな設計が、どハマりしていく理由そのものなのだけど、その話はもう少し後で。

VOOXをどこで知った&なぜ始めたか

編集長を務める岩佐文夫さんのSNS投稿で興味を持ち、その場でアプリをダウンロード。このツイートはいいねが少ないけど、多くの人が目にしたと思う。

人の成長支援をしていく、という仕事柄、covid-19流行以降リモートワーク開始と同時に、育成コンテンツを音声配信に切り替え(オフライン→オンライン)、ライブとオンデマンドの2種類を組み合わせたりして、音声配信に興味を持ち始めていた。

そんな中1月に大流行し始めたのが、clubhouse。これは上で言うところの「ライブ」。著名人の皆さんがこぞってライブ配信をされていたけれど、そのライブに参加できない(物理的に時間が合わない)ことも多く、幸い1.2回は聞けたけれど、ハマらない予感。

オンデマンドの音声メディアってないのかなー。なんてぼんやり思っていたら、VOOXの登場。

コレは、面白そう!直感に呼ばれる。

*わたしは直感で物事を選択することが多いのだけど、最近その直感を司る「面白そう!」という感覚の震源地を探る作業がたのしく、今回も、紐解いてみることにした。(自分では当たり前の帰結を、あえて言語化してみると、プロセスのなかに発見がある)

1.信頼できる人のレコメンド
まず、岩佐文夫さんによるレコメンド(かつご自身が編集長とは!)で、興味むくむく。岩佐さんとは以前にご縁あってお会いしたことがあり、その後勝手にファンクラブ会員としていつもSNS発信を追っていた。なぜ岩佐さんのファンかというと、発信される内容にシンクロニシティを感じることがたくさんあるからだ(ちなみに主なトピックは、食と書とその周辺)。何度もお会いしたわけではないので、背中を預けられる的な信頼を寄せてるわけではないが、この人の薦めるものは絶対アリ!な信頼感を勝手に持っている。

2.魅力的なラインナップ
紹介されたリンクのサムネイルに、篠田真貴子さんと山口周さんのお顔が。お二人にはお会いしたこともあり、これまた岩佐さん同様に勝手ファンクラブとしていつも発信内容をフォローしている。また、『両利きの経営』でわたしにもわかる解説をされていた入山先生のお顔も。こりゃ、聴いてみたいぜ!!!

が、これだけのラインナップ。
有料だろうな〜でも気になるな〜

3.無料で、好きな時に、しかも何度でも聴ける…!!
無料だからいい、というより、何でこんな素晴らしいコンテンツを無料ででも世の中に出したいと思ったのかにめちゃくちゃ興味を持った。(聴き始めてからは既に、毎月課金します!な心持ちになっているのだけど、その時点で多分わたしはメインユーザーだ笑)

VOOXにハマった理由を考えてみた

いろいろ考えたけどやはりこの設計の秀逸さに尽きる気がしてきた。

各界プロフェッショナルが、本1冊分ほどの内容(VOOXオリジナル)を、本人の言葉で音声配信。
1話10分×6話構成

つまり、自分のタイミングで(細切れもOK)
上質で編集されたコンテンツを
集中しながらインプットできる。

これ、わたしにとってほぼ本と同じ!なんですよ。
なんなら図書館に住みたいと子供の頃から思ってるくらい、時間あれば本を読んでいたいわたしにとって、本と代替するなんて、スーパー最上級の賛辞。

しかもご本人の語りでインプットできるなんて最高。(むしろ本以上じゃないのか?)

ちなみに、わたしは本の要約サイトはあまり利用したことがない。何が書かれてるかのエッセンスを手短に知りたい、という欲求はなくて、そこに使われる文字とか行間とか、つまり発信者の想いを丸ごと感じたい、というのが理由。そういう意味でも、本では得られないものを聴ける喜び!

他の音声メディアとの違い

①clubhouse
・聴く時間は配信者主導
・多くは複数でのトーク型で、内容がその場で作られる
(モデレーターの力量にも左右される)
・尺が自由

②voicy
・聴く時間はリスナー主導
・内容が編集されている(多分)
・プラットフォームがあるが、よく聞かれているもの=わたしが好きなもの、とは限らず探すコストがかかる
(いくつか聴いてみたが当たりがなかっただけかも)
・尺は細切れだがバラバラ(1分もあれば20分もある)

③VOOX
・聴く時間はリスナー主導(好きな時に)
・内容が編集されている
(発信者本人が話したいことを話したい順に)
・尺が決まっている
(しかも細切れなのがありがたい)

それぞれにメリットがあるのだけど、今のわたしの生活スタイルと欲しい情報を掛け合わせた時に、VOOXの勝ち。clubhouseでも、必ず聴ける定期のタイミングで20分、とかされてる人もいるので、この限りではない。

VOOXをいつ聴くのか(何の時間と置き換わったのか)

身体と耳が空いている時間。
わたしの場合は何かを聴きながら「思考が伴う何か」をすることはほぼない。(仕事中に音楽かけたりしない)

いつ聴いてる?と思ったら、4つくらいあった。
①平日(リモートワーク)のお昼時(20〜30分)
②平日の保育園お迎え片道(約10分)
③たまに、お風呂で(ただしイヤホンの湿度が心配なのであまり多くはない)
④土日(夫が家にいる)の夕飯支度中(30〜40分)

何と置き換わったかといえば、
①はYouTubeのMV(年明けからミレパにハマって毎日見てた)か、SNS眺める
②④は追加された時間(そういや耳が空いてるね!と)
③読書

あえて言えば読書が減ったかなと思うけども、VOOXの60分全て聴くのは、本1冊読む+αの価値がある、ってことは上に書いたので、トレードオフ感はあまりないかも。SNS滞在時間も減ったかな。

改めてVOOXのいいところ

VOOXにハマったといえど、中毒性がある感じではないのもまたいい。ここはうまく言えないが、タイミングによって得られる情報が異なる(SNSなど。clubhouseは音声SNSでもあるな)場合、つい、時間できたら見に行っちゃう、みたいなところがあるのだ。

VOOXにはそれがない。
例えるなら、美味しいオヤツをお取り寄せして、
「あの時間にコーヒー淹れていただこう」と思う感じ。

うまく言えないが、時間あるから聴こう!というよりは、聴きたいから時間つくろう!な感じというか。

そういう意味では、「寡黙で騒がないけど、気づくと皆に頼られてる人」みたいな感じというか。近くに行ってこちらからノックすれば欲しい情報をスッと過不足なく教えてくれる人。(ダメだ余計わかりにくくなったw)

VOOXに求めたいこと

もうだいぶ満足しているのですが
・(この先コンテンツ増える前提で)一覧で見られるインデックスが欲しい
・どこまで聴いたよ、がわかる印的なものがあると嬉しい

そのくらいですね。
スマホでメール開いたりLINE開いたりしても音声切れないし、課金型になっても絶対聴きたい。(ちなみに質問されて気づいたが課金型のメディアにほぼ何も登録してないな)課金型になったとしたら、過去のも全部何回も聴けるよ、だとさらに嬉しいな。

あと岩佐さんがSNSで宣伝してたステッカーが欲しいw

おまけ①立ち上げ秘話

編集長の岩佐さんが書かれた、立ち上げまでの物語。開発者(中の人たち)の熱量がすごい。直接お話ししたらさらにその熱量に感動して、「お友達になってください!」と叫んでいましたw

おまけ②つぶやき

今回は「中の人」と話す機会をいただいたのは、Twitter経由だった。岩佐さんとも、こんな形で再会できるとは思ってもみなく、とても嬉しい。

Twitterを再開(2年ぶり3回目)したのは転職活動がキッカケだった。現職のボードはじめメンバーが活用しているのがTwitterだったからなんだけど、SNSから得る情報の種類が明らかに変わった。

SNSなどの視覚情報に割く時間は無限ではないので何かを増やせば何かを削る、今回はfbからtwへ転換された。Facebookはもう10年以上やっていて、関わりを持ったことがある方としか繋がっていないので(1500人近くなってしまったが)拡大解釈すれば、”わたしがある程度想像できる圏内”(手の届く範囲、ではない)の情報だけが入ってくる。

対して、Twitterでは、相手の了承を特にとることなく一方的にフォローしていることが多いので、今までのわたしの人生に一度も表出しなかった人からの情報、つまり、“全く想像つかない世界”からの情報も入ってくることがある。(とはいえ、わたしの興味関心範囲から遠くないので、fbと情報の種類が180度違うことはないが)

どっちがいいかとか、それぞれの使い方は人によるから、もしかすると皆がそうじゃないと思うけれど、なんとなく今はTwitterが心地よい感じ。こんな場もいただけて、なんなら転職も決まって、運がいいツールだ。

前置きとして書こうとしたら長くなりすぎたので最後に。

おしまい!





皆さんからのサポートは、子どもたちと新しい体験をしたり、新たな学びのために使わせていただきます。