雨を待つ心持ち
先日、傘を買いました。
それはそれは素敵な傘です。
いつの頃からか、使うのはビニール傘ばかり。
在宅ワークが増えて出かけることも減り
週末雨ならお外には行かないし
まあいっか、と思っていたら。
おかあさんも、すてきなかさをもってほしいのに
というむすめの言葉に、
いつか素敵な傘を迎えたいなという思いを持つように。
そんなとき、出会ってしまったのです。
傘をすぐなくすし、なんなら壊しちゃうことも
私にしては、ものすごく勇気のいるお値段ながら、
それでも、これを見たときの衝撃といったら!
超晴れ女のわたしが、
傘が届くのを、そして雨が降るのを、
心待ちにしはじめたのは、このとき。
異彩を、放て。
ヘラルボニーを知ったのは、noteでは、いや、すでに世間では有名な岸田奈美さんが2020年の7月に書かれた記事でした。
それから、なんとなく気になって
ヘラルボニーの発信をいつもチェックしていたら
このツイートに出会ったわけです。
子どもたちがいるのも忘れて?これを眺めていたら、
「わたしはあお!」「おれんじ!」と
寄ってきた子どもたちも傘を選びはじめました。
そしてお迎えしたのが、こちら。
雨が降る日を心待ちにしているのに
晴れ女のわたしは全く雨に遭遇しない。
夜、明日は降水確率90%!と確認したのに起きたら晴れてたり、たまたま出勤したオフィスの窓からゲリラ豪雨を見るも、お昼時には上がっていたり。
ついに、雨が降る。
人生においてこんなに雨を待ったことはない。
悲しみや怒りに例えられることも多いけれど、
わたしにとっては恵みの雨です。
改めて、物事は捉え方なんだなぁと思うし、
ご機嫌は意思だよなぁと思うのです。
用事が終わったらやっぱり晴れていたけども笑
新しくて素敵な傘と一緒にお出かけできて、あぁ、嬉しい!
決して無くさぬように、電車でも握りしめています。
皆さんからのサポートは、子どもたちと新しい体験をしたり、新たな学びのために使わせていただきます。