筋肉とドリブル

こんにちは、ベンツの運転とMTGでのファシリテーションが魅力の岸選手から紹介されました左右田楓です。

いつのまに僕の名前は楓という可愛らしい名前になったのでしょうか。

岸選手には自分のブログで1行目に書いた文を読み直して8000字の反省文を書いてほしいです。

僕の名前は "左右田颯" です。

このブログのタイトルは僕にいつも辛口な西郡選手に考えてもらいました。とてもいいタイトルですね。

引退ブログの詳細や順番が発表されたときはついにこの季節がやってきたかと少し寂しくなったのを覚えています。

みんなのブログがどんどん公開されていき、練習帰りの電車で涙をこらえながらブログを読み、自分のブログで何を書こうか考えるのが最近のルーティーンでした。

文章を書く事は苦手なので何を書いているのかよくわからないかもしれませんが、皆さんが思っている以上に頑張って書いたので暖かい目で読んでもらえたらうれしいです。

この引退ブログでは僕がこの4年間で意識していたことを書こうと思います。

僕がこの4年間で意識していたことは、

評価に囚われず、自分の能力を高めることです。

(よく言われている言葉にすると“ベクトルを自分に向ける”が近いと思います)

このことを意識していた理由は高校時代にあります。

高校時代は出場が確約されているようなスーパーな選手ではなく、また部員も非常に多かったため常にメンバーから外されないか、試合に出られなくならないか、プレッシャーを感じながらプレーをしていました。

そのため練習や練習試合はサッカーがうまくなるためにやっているというよりはアピールするためにやっているという感じでした。

常に評価を意識して評価が上がることにすべてをかけてプレーしていました。

ボードに貼ってあるマグネットの順番で一喜一憂したり、練習試合で何本目に出るかなどもめちゃくちゃ気にしていました。

おかげで、メンタルも安定しなかったし、サッカー能力のレベルアップは少しおろそかになってしまったなと感じていました。(とても良い経験ができた3年間で、大きく成長できた事もあります。)

あと、余談ですが髪型もアザールやムバッペ、アデミウソンといったスーパースターと同じにして存在感をアピールしていました。あの髪型についてはよくいじられますが、今でもあの髪型が髪型の中で一番かっこいいと信じています。いつあの最高にかっこいい髪型に戻そうか考え中です。髪型に迷っている人がいたら参考にしてください。

このような高校時代の経験から大学サッカーでは評価に囚われずプレーしようと決めていました。

もちろん評価に囚われることはしたくなかったですが試合に出て活躍したいという思いは強くあったため自分の能力をひたすら高め当然のように試合に出れるようなレベルまでサッカー能力を高めようと考えていました。

特に意識していたことは、

長いスパンで考えて自分がより成長できる選択肢をとることです。

一番わかりやすい例で言うと筋トレです。今、学習院は夜練習を行っているため筋トレしている人のほとんどは練習前に筋トレをすることになっていると思います。

その練習前の筋トレでスクワットをやってから行ったら確実にその日の練習のパフォーマンスは落ちると思います。

しかし、1か月後や半年後を考えたら確実にスクワットをしてから練習に行った方が成長していると思います。

他にもプレーの選択でも前線の選手だったら何となくシュートを打ったりクロスを上げたりと何となく無難なプレーを選択しがちになってしまうことがあります。

だけれども、もう一個運んでスルーパスを狙ったり、もう一枚運んでシュートを狙いに行ったりして結果ミスってしまうかもしれないけど、長いスパンで見たときにより成長できるのは後者だと思います。

サッカーにおける評価（カテゴリーなどは）というものは誰かが誰かの価値観によって決めているだけで絶対的なものではないと思うので評価で一喜一憂せず自分の正しいと思っている方向に努力し続けることがとても大切だと思います。

自分にとっての正しいと思っている方向は

ドリブルを磨くことと筋トレをしてしてフィジカル能力をあげることでした。

これが正解だったのかは自分では判断しきれないので皆さんの判断にお任せします。

自分としては後悔は全くなくやりきったと感じています！

少し短くなってしまいましたが、前の岸選手が8000字も書き読者に負担をかけてしまったことや、後の二人の新井選手と若木選手が超大作を書いてくれているといった事情があるので僕のブログはこれで終わらさせてもらいます。

前の方達が引退ブログのハードルを上げまくり、さらに後ろには期待大の新井選手・若木選手が控えていたため書くのがとても大変でした。

ポジティブな感想はいつでも受け付けてます！

次のブログは圧倒的な高身長と筋肉で学習院の守備を支えてきた新井選手です。

冷蔵庫のような背中とメロンのような肩を活かしたタイピングでの熱いブログを楽しみにしてます！！