2024年9月15日ー9月21日 金曜日のラッポッキ
2024年9月15日(日)
久々に子供の習い事があった。病気で8月の後半はほとんど行ってなかった。しかしあまりに暑い。途中で付き添いはギブアップして買い物へ。
異動後に使うあれこれを買う。買おうかな、どうしようかな、と迷える時間って、子育てをしていると全然許されない。本当はボールペン一本だって、あれにしようかこれにしようか、迷ったりしたいのに。ゆっくり選べることに感謝しながら、カラフルな付箋を買った。
2024年9月16日(月)
娘と父が九月の誕生日なので、合同で誕生日会を。焼肉屋であまりに柔らかい肉を食べ、「いま食べた肉の記憶がない」「記憶から消えるほど柔らかい」などと盛り上がった。
キムチ味のタコのチヂミが美味しく、うまいうまいとこちらもあっという間に食べた。
誕生日プレゼントに娘はプラレールをもらっていた。駅や踏切のことは「情景部品」というらしい。その言葉とプラレールが、なかなか結びつきにくい。
電車が通るたびに「カンカン」というのが楽しく、夢中で遊んでいた。
2024年9月17日(火)
週のはじめなのに娘の目の充血と微熱で呼び出し。今のチームが若いメンバーだからか、子供がいる、ということについてかなり「遠くの出来事」という感じの態度だ。前のチームはママが多かったので、保育園から電話があると「なんかあった?かわろか?」とすぐ声をかけてくれていたが、それは当たり前じゃなかったのだ、とありがたみを今更。
しかし若い子達もいずれは通る道かもしれないし、働きながら子供を育てるというのはこういうことだったんだ、とわたしのことを見ていつか理解してくれたら良い。し、まあ理解してくれなくても良い。
色んな家庭の事情があり、その全てをわかりあうことはできないから、なんでも「お互い様」にして助け合っていくしかない。
それにしてもちょっと、無関心すぎるかなとは思う。コミュニケーションが少ない。そういうのも、ひとつひとつ、変えていくなら自分から、だ。
なんとなく上述のことで元気がなかったが、夫の仕事の相談を受けたらエンジンがかかってきた。真面目で気にしいな夫のお尻を叩いていると、勝手に自分のお尻まで叩いているような気分になったみたいだ。
2024年9月18日(水)
スーパーでラッポッキを買って、キッチンのカウンターに置いた。目に入るとつい「早く食べたいな」と思う。そしたら晩御飯に「ねえママ、ラッポッキいつ食べるの」と訊いてくるのでウケてしまった。息子も食べたがっている。土曜日に食べようと約束した。
2024年9月19日(木)
仕事を通じて部下の子と長く話す時間が持てて嬉しい日だった。
異動してからも、自分の信じた道をゆくしかないのだが、とはいえどこを目指すべきかはまだ雲の中という感じ。でもそういう、わからないことを自分なりに解釈してわかってくる過程というのは面白いものだ。
もしかしたら延長保育を使うかもしれないことになり、保育園で話を聞いた。上の息子の時は、5人以上は利用していたが、今は2〜3人らしい。コロナでみんな働き方が変わったのだな。しかしどうしてもわたしは出社がしたい。人の目がないところで頑張ることが出来ない。
娘が晩御飯に飲んだアンパンマンジュースを、もう一本飲みたい気持ちをなんとか我慢するために、ストローをパックに入れてはそれをまた抜いて飲み口の反対側を舐めることを繰り返していてなんだか哀れだった。しかし1日一本というのを守ろうとしている気持ちを尊重して、満足するほど舐め終わってから風呂に入れた。
寝る前に息子は音読の宿題をしている。2年生までは親が聞いてコメントとハンコだったが、3年生からはタブレットに録音して提出になった。妹に「なるべく大きな声は出さないでね」と優しい言い方で協力を仰いでおり、娘も快く応じていた。
『ちいちゃんのかげおくり』って戦争の話だったのか。息子の音読は内容に反してカラッとした声色で、それが逆に悲しさを引き立てられていた。
2024年9月20日(金)
保育園の連絡帳の記入が地味に困る。家にいる時に大抵スイッチを切っているせいで、子供とどんな出来事があったかを鮮明に覚えていない。「日記を書くぞ」とか「落ち込んでるからしばらく観察とフォローが必要だ」とか、記憶するために何かしらのスイッチをいれないと機能しない脳みそのようだ。
それでもうんうん捻り出して書いたら、「すでに提出されています」と夫が先に出してくれていることを知る。内容を見るとわたしとまるでおなじ文章で、苦し紛れに書くとそうなるよね、ラインで笑い合った。
今週は頑張ったし、冷蔵庫にスーパーで買ったピザもあるし、1人飲みが好きな夫に「飲みに行ったら?」と提案する。娘のピザをあたため、わたしは息子と念願のラッポッキを。息子のためにチーズをかなり入れたが、結局辛すぎるしわたしはチーズがくどいしで双方がすこし無理をして食べた。
しかし辛いものが食べれるようになってくれるというのは頼もしい。好物が一緒に食べれる喜びがある。
2024年9月21日(土)
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