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RPGに時間をかけすぎてしまう

こんにちは、はるちゃんです。

OMORI。最近日本語訳がリリースされて話題となっているホラーゲーム。
面白かったです。ネタバレのため内容は言えませんが、おすすめです。

ホラーゲームと聞いていたのでプレイしたのですが、これはRPGでした。
27時間かかってゲームをクリアしました。
普通1,2時間くらいじゃん、ホラーって。

「この穴、何度埋めても開きやがる…!」

ともあれ、今日はOMORIがいかに素晴らしいゲームであるか語りに来たのではありません。そっちの記事はこの記事の50倍は書けますが、今日はやめておきましょう。


そういえば私は少し前にドラゴンクエストXIもやっていました。

たんまり遊んだようですね。

DQ11のプレイ時間は公式回答ではおよそ50時間ほど。
speedrun.com によるとバグなしRTAでの世界記録はおよそ5時間とのこと。

しかしこの私の36時間も、正直もっと早くクリアしたいと思っています。


近年ゲームはどんどんボリュームが増え、遊べる時間が長くなり、やり込み要素も増え、ゲームによっては何千時間も遊んでいるようなものもあると言われています。

RPGもその例に漏れず、特にレベルの概念や装備など戦闘の概念があるものは、DQやFFなどを主軸に無限に可能性が広がっています。

もうやり込み要素がクリア前にあるのですよね。定期的にサイドクエストの発生は当たり前、仲間の裏ストーリー、特殊なアイテム、簡単にお金と経験値を稼ぐ裏技めいたものなど、ついつい探してしまいます。


話を戻すと、とにかく早くクリアしたい。伝説の剣を手に入れて感動して、剣をブンブン振り回して魔王を倒し、仲間との別れで涙をジョバジョバ流す。これをできれば1時間半くらいに収めて映画みたいにして欲しいのです。

特に嫌なのは無駄な演出、無駄な行動です。

例えばポケモンでアイテムが落ちているのを見かけて、草むらに侵入、イシツブテ登場、「ヴェェエエエエベェェエエエエンッッ!」、ゆけポッポ!、「ピポッ!」、どうする?、にげる、「ザザザッ」うまく逃げ切れた。
モンスターボール入手 テンテテテテンテンテンテン!
草むらに侵入、イシツブテ登場、「ヴェェエエエエベェェエエエエンッッ!」、ゆけポッポ!、「ピポッ!」、どうする?、にげる、「ザザザッ」うまく逃げ切れた。

これは、爆裂に無駄

そもそもポケモンで落ちているアイテムでめちゃくちゃ助かったことなんて1度もないです。今後は拾わないことにしましょう。


思えばそのような「無駄なこと」を結構やっているような気がします。皆さんもあるとは思いますが、

  • スタート直後に道を逆走してアイテムを探す

  • 建物の裏側の見えない部分で調べるボタン連打

  • 別れ道で正解に進みそうになると、引き返して反対の道へ進む

  • 序盤のサイドクエストを終盤にやると報酬がしょっぱいので、発生した瞬間に全部こなす

など、あとはゲームプレイヤーの手癖として

  • 街のNPC全員に話しかける

  • エンカウントした敵を逃げずに全て倒す

  • レベル上げを過剰に行う

  • エリクサーを使わない

などなど。


もっと大胆にプレイすべきでは?とずっと思っています。最近のゲームはバランスが非常によく、遊びやすくなっているので、別れ道の行き止まりにある宝箱を一つ取り逃がしたところでボスが倒せなくなるわけではないですし。むしろダンジョンで歩きまわったせいで強くなりすぎてボスも余裕で倒せてしまうことも多くあります。

これは過去の悔しさのためにやっている手癖なのでしょうか。
「あ〜あw、この宝箱を開けて破邪の剣を手に入れていれば、ピサロの手先も苦戦せずに倒せたのにねw」とか「この実績とっていないとかマジ?統計で80%のユーザーが取ってますけど(笑) RTA走者かな?」とか「ここでエリクサー使えれば勝ってたのに残念。最後にセーブしたのは3時間前です」とか。

まあ実際言われたことはこれっぽっちもないのですが、私の中の効率厨がそう言うことを言ってくるのです。

あるいは心配性なのでしょうか。別れ道で偶然正解の道を進んで、先へ行けば行くほど、家の鍵を閉めたかどうか心配するかのごとく、どんどん不安になり、居ても立っても居られなくなります。
ボス戦のムービー中後ろに怪しいところがチラッと見えて、「ボスを倒した後、勝手に街に戻らないでくれ」と願っても、親切にワープしてくれるのも最近ありました。ありがとう。ゲームデザインの人呼んできてくれるかな。


まとめると、もっと大胆になりたいです。別れ道を見ても過去のことなど絶対に振り返らない。常に全力で常に自由で、過去のRPGの経験も、メタ的な視点も、ゲーム開発者視点からの推論も何もない。せめて最初の一回くらいは実績や後悔のためではなく、RPG始めてプレイしたあの頃に戻って、純粋にゲームを楽しみたいものですね。

OMORIとDQ11は是非プレイしていただきたいです。
正しい道を引き返した先に、意外なアイテムがあるかもしれません。

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