「自作のボードゲームをメーカーに見てもらうには?」で語れなかった事
前提
この記事は、日本国内メーカーさんに自作品を見て貰う事を前提とした内容になっているため、国外メーカーにアプローチする内容は含まれていない。
私がお聞きしたものをまとめているが、私が誤解してる部分もありえるし、メーカーさんも担当者は複数人がいらっしゃるし、時期に応じて方針が変わることもある。内容を絶対視せず、一例として捉えてほしい。
きっかけ
2021年秋ごろから「作ったボードゲームをメーカーに見て貰うにはどうしたらいいのか」という話題をちらほら見聞きするようになった。
私の身近にいるデザイナーの面々は国内外とわずメーカーさんから自作品をリリースされている方が多く、作っているとわりと自然にメーカーさんと接点が増えそういうチャンスを掴んでいるのだろうと漠然と思っていた。ただ、そうはいっても漫然と待っているだけではなく、自らアクションを起こすとしたらどうしたらいいのか?ということを折に触れてメーカーさんに聞いてみた。
これをアウトプットする場としてゲームマーケット2023年秋二日目のスペシャルステージを頂き「アークライトさん」「オインクさん」「ホビージャパンさん」三社のご意見をお話いただいた。
ただ、短時間であったため、上手く伝わらなかった点もあろうし、聞けなかった方も多くいらっしゃると思う。その時の内容をまとめると同時に、他のメーカーさんの観点も少し触れてご紹介したい(2023.12時点)。
共通点
私がお聞きした範囲において、おおよそ以下の点はどのメーカーさんも基本的な内容は一致されていた。
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