痔の手術した時のはなし②

今回血の描写が結構あるので苦手な方は見ない方がいいです。

市販の薬が効かない。なんてこった。

正直こんな坐薬で梅干しの種がなんとかなるわけないだろ…って思ってたけどほんとになんとかならないとは思わなかったよ。でも確かにネットで薬で完治しました！って人あんまり見なかったんだよね。この時期はとにかくネットで検索して同じような症状の人を探したりひたすらいぼ痔について調べたりしてました。

ところでいぼ痔ってステージがあるんですよ。軽く説明するとね

ステージⅠ…肛門の中に出来てる。自覚はなし。

ステージⅡ…便したら出てくる。自力で引っ込む。

ステージⅢ…自力で引っ込まない。自分で押し込めば引っ込む。

ステージⅣ…どうあがいても出る。むり。

こんな感じ。ちなみにこの時点でわたしはステージⅡです。

坐薬で治ったって体験談を探したりもしたんだけどなかなか無くてですね。もう薬では治らないのかなと諦めかけまして。でも薬で治らないとなると行き着く先は一つなんですよ。病院　肛門科です。

もう肛門科って響きがいやですよね。おしり科とかにしてくれないかな。いやそれもちょっと嫌かな…

まあ結局のところやっぱり入りづらいんですよね。やだよね。恥じらいをもつ人間だからね。

どうしよっかなぁと悶々としながら日々を過ごしていた私なんですけれど、当然と言えば当然なんですけど痔は待ってくれないんですよね。そこはわたしの思考と連動してほしかったよ。無理か。

うん、まあ、悪化したんですよ。坐薬もやめちゃったからね。

ある日のようにトイレ行って、おしりを拭く時にね。

あれっ…なんか…出て…いる……？

もう一瞬で全てを察しました。めっちゃネットで調べてましたから。ああ、これは、ステージⅢだ。

ここからちょっとこわいはなしするんですけど、あいつね、出てくるんですよ。ほんとに。ちょっとしゃがんだだけでね、出てくるんですよ。便も出してないのに。

そこでさらに追い討ちをかけるように切れ痔が再発しました。いつもなら半年に1回くらいしか出ないんだけどね、積もり積もった何かがあったのか。急にトイレに行くごとに出るようになってね。

しかも便出した時じゃ無くて、ガスで出ちゃうんですよ。トイレでガス出したと思ったらガスの勢いも相まって便器が鮮血で染まるんですよ。しかもしかも血も止まらずに滴ってるんですよ。尻から。

何回も言ってるけど痛くはないんですよね。いやでも流石にこれは、やばい。おちおちガスも出せない女になってしまった。ガスがものすごい溜まりやすい人間なのでこれが一番辛かったです。

今思えばいぼ痔が悪化して大きくなる→いぼ痔の中身は血→近くで切れていぼ痔大出血ってことだったのかな…

今までなんとなくまだ大丈夫なのでは…？なんて意識で生きてきたけどね、さすがにこれはね。

いこうか、病院へ。

つづく。