ネタ【おじいちゃんの料理人】

【年老いた料理人】

（センターマイクあり。以下、スマホを朗読）

【おじいちゃんの料理】

むかしむかし、あるところに、テレビ番組で、“料理の達人（たつじん）”として活躍していた、料理の世界に興味がない人にでも名前を知られている男がおりました。

男は80歳を過ぎても、現役で店を経営しており、なんと、今でも週に5日は厨房に立ち、料理の味を追求しているのでした。

プロの料理人の世界は上下関係が厳しく、弟子たちはみんな、このおじいちゃんの眉毛が、わずか0.1ミリ上下しただけで、おじいちゃんの機嫌の良さが分かるようになっておりました。