ネタ【銀座の鮨店でシーチキン巻き】

【シーチキン巻き】

「なあ、今の聞いたかよ？シーチキン巻きだってさ！」
「わたし、自分の耳がおかしくなったのかと、思ったわ。大将も無視してるし。無理もないわよね。銀座の高級寿司店に、シーチキン巻きなんて、あるわけないわ。おっほっほっほっほ」

「ヒソヒソ。せっかくのいい寿司屋の雰囲気が、田舎者のせいで台無しですね、社長」
「はっはっは！まったくだよ。シーチキン巻きだとは。高い店に来ずに、背伸びせずに、回転寿司でもいってりゃいいのにね」

「はいよ！シーチキン巻き！（シーチキン巻きを出す）

お客さん、裏メニューなのに、よく知ってましたね！寿司屋ですから、マグロはあります、ちょいと炙って、軍艦巻きにして、あとは、ヒミツのタレとちょっとした工夫で食べてもらってます。どうぞ」

「え、僕、裏メニューだなんて、知らないけど、たの…」

「シーッ！お客さん！！！このシーチキン巻きは、鮮度が命！喋らないで、ささっと、お召し上がりください（ウィンクする）」