②僕がアナログを大切にする理由

②【僕がアナログを大切にする理由】


前回、【僕の舞台数が少ない理由】について、noteで述べさせてもらった。

今回は、アナログが大切という話をする。

僕は街を歩いていて、ふと思った。

このネット時代に。


まだティッシュ配りおるのか。

まだ客引きおるのか。

まだナンパする奴おるのか。


ここにこそ、ヒントがあるのである。

いくらエロ動画が無料でも、性風俗店はなくならない。

僕が舞台数が少ないのは、前回戦略として述べた。

しかし、“少ない”のであって、ゼロではない。


僕は、どのようなライブに出るべきなのか。

そして、どのような単独ライブや企画ライブを作るべきなのか、その答えがアナログなのである。

M-1やキングオブコントの決勝戦の数時間後には、最高峰のネタたちがネットにアップされ、無料で観れる。運営側が消していないぐらいだから、黙認、むしろ、見せてよいと判断しているのだろう。

最高峰のネタが、閲覧無料???


なのに、ハクション中西のネタを観に来るか?

観に来させるとすれば、どうすればいい?

その答えが、ティッシュ配りであり、客引きであり、ナンパなのである。


僕は昔は尖っていたので、とにかくいいネタをやろうということしか考えていなかった。

しかし、最近は考えが変わってきた。

お客さんは“ネタ”を見にきてるわけではない。

“ネタに付随する様々なアナログなサービス”を観に来てくれてるのだ。


このサービスというものの中には、色んな要素がある。芸人がお客さんに出待ち対応しているのも、サービスである。


アナログの大切さに気づいた僕は、そのライブ限定の特典を作ったり、お客さん参加型のネタを作りはじめた。まだまだ未熟だが。


【アナログな良さをデジタルを使って作る】ということが、大切なのだ。僕が、作っているそのライブ限定の本は、デジタルを使いこなして作っている。


これは、告知、宣伝においてもそうである。

ここからはかなり有益で、最近成功した戦略を述べるので、有料にさせていただく。

芸人に真似されたくないのである。

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