ひっくり返りそうになった話

本屋さんで、少し前に本を購入した。


タイトルは少し記憶違いがあると思うが、【人は死ぬのがなぜ怖いのか】みたいなタイトルだったと思う。


作者は、死ぬのが怖くて怖くて仕方なかったそうだが、哲学的考察、生物学的観点、心理学的観点など、さまざまな分野、さまざまな角度から“生”と“死”を分析していて、とても面白かった。


作者は冒頭で「自分は自分の分析結果により、死ぬのが全く怖くなくなったので、読者のみなさんにも、私のノウハウを学び、是非そうなってほしい」などと書いてある。


読み進めていくに従って、僕も死ぬのなんて怖くないさ、なんていう心地よい錯覚を味わいながら、かつ学術的な刺激をもらいながら、読破した。



そして、文庫版のあとがき、に書いていた内容の一節にひっくり返りそうになった。

【書いてるうちに死ぬのが怖くなってきた】


は?


い、い、今、なんとおっしゃいました(笑)?!


これだから、読書はやめられない。



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