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買ってよかったBestBuy2023 IT&家電編

あけましておめでとうございます。2024年も皆様にとって良い年であるように祈っております。

2023年のベストバイをご紹介しようとリストアップしてみたところ、合わせて30アイテム以上になってしまいました。2023年は自覚的に断捨離の逆張りで高度消費社会の潮流に乗ってみようと思い立ち項目数多くなってます。

ただし各種購入に当たっては、無闇に浪費するのではなくいくつかのルールを決めてあります。
1)その商品分野をある程度リサーチしてベストと思われる機能、デザインの製品を選ぶ
それぞれの領域について数時間〜長いものでは数ヶ月、あれでもないこれでもないと調べて吟味しました。
・市場に流通している製品は概ねチェック
・知見のある方やYTでのおすすめを聞く
・国内で入手可能なものは店頭で触ってみる
・デザインについてはPinterestや画像検索等で国外に良いものないか調査、特に文具や家電はアジア圏、欧州米国要チェック
2)底値買いをする
ターゲット選定にあたっては必要なコスト手間暇をかけ、購入時も同様に底値手配するよう努めました。物によっては安物買いの以下略だったりパチもんやトラブル品を掴んで失敗する事も多いのですが失敗も経験のうちと織り込んでいます。
海外からの買付は円安で割安感薄れてますが、代理店経由に比べると安く手配できるケースも多いかと思います。ebayやamazon.com、aliexpress、また直販サイト等をチェックしています。
購入後微妙だった場合は返品買い替えの手間を惜しまず最終的なQoL向上を目指しました。

全項目一気に紹介は長すぎるのでIT編、文具編、その他諸々編複数記事に分けてご紹介しようかと思います、アフィリエイト貼れるものはリンクを埋め込んでみましたので絶賛クリックお待ちしています。

IT&家電編

2023年の取り組みとしてデスクトップ開発環境の構築&快適化を目指しました。背景としてここ10年近く仕事プライベート両方で基本的にはLaptopでの開発が主体だったのですが
・プライベート用に購入したMacbook Pro M1 Pro "14がRAM不足で開発用途に向かない
・仕事用の”16MBPがこちらは大きすぎてLaptop作業にフィットしない
等の事情からデスクトップ開発環境向上を目指しました。

Mac mini

開発マシンとしてMac miniを選びました。フォームファクターとして小型でありFANノイズも基本なくスリックなデザインでとても良いです。机の下に貼り付けて運用しています。
マシンスペックとしては
・1TB SSD
・RAM 32GB
・M2 Pro 10 Core
で通常のWEBやアプリ向け開発用途では満足しています。
ML開発、ゲーム等であればヘビーウェイトなGPUが必要かと思いますがその場合は現状ですとmac エコシステムよりはWindows等でBTOが良いかと思います。
Mmac miniの難点としてはスピーカーのクオリティで、マシン再起動のたびに起動音聞いて遠い目になってしまいますが中長期的にはディスプレイ側にスピーカー追加して解消されるものと期待してます。

Pro Display XDR

相当思い切った高額買い物でしたが、(サンクコストの効果もあって)満足度は大変高いです。モニタに関しては数ヶ月ああでもないこうでもないとリサーチを続けDell、LG、StudioDipslayあたりに絞り込んでいたのですがRui(@rui314)さんとビールを飲みに行ったときに「ProDisplayXDR買って後悔したことは一度もない」という力強い言葉に押されてフラフラ購入してしまいました。幸いオークションサイトに出物があったため良いディールで購入できたかと思います。
良い点としては圧倒的にソリッドな剛性のあるアルミマテリアルの質感で特に(普段目にすることのない)背面の造形は限りなく美しい至高の造形だと思えます。
32インチの大きさもLaptop作業環境からの移行としては過多な気もしましたが慣れると快適です(ただ現状はまだ広さを使いこなせている感じではないです)。
もう少しな点筆頭はスピーカーがない点で、ソリッドなプロ向け機材としての方向性は理解しますが、もうちょっと、こう歩み寄ってもらえればという気もします。
また今後リモデルがあった際に追従して買い替えるのかという点も悩ましいですがすが、期待としては下記向上すると良いかと思います
・8K HDR対応
・軽量、薄型化
・外部スピーカーとの連携強化

Nuphy Halo65

Laptop主体のスタイルであったこともあり、これまでキーボードにはそれほどこだわりは無かったのですが去年一年で気がつくと3台、4台とキーボードが増えてきています。

2022年〜しばらくは静電容量無接点方式のHHKBを使っていましたがNaoya(@naoya_ito)さんおすすめのメカニカルキーボードNuphyを試してみてクリッキーな感触が自分にはあっている気がしています。
内蔵バッテリによる充電式である点やファームウェアがこなれてる点、静音に対する配慮など洗練されていてよいです。またスリープからの復帰が早くキーの打ちこぼしがない点なども地味ですが重要かと思います。
気になるゲーミング仕様のLEDですがこれも慣れるといい感じでLED無しでは寂しく感じます。
購入は直販サイトから日本国内へ発送してもらえるのでこちらが割安でよいかと思います。
また併売されてるパームレストは若干デザインに主張がありますがこれも快適度高くオススメです。

Logicool GPRO wireless ghost edition

マウスに関しては長い旅を経てG pro wirelessの限定版Ghost editionに落ち着きました。
自分が左利きであるためマウスとしては
・左右対称
 Microsoft surface mouse等が近い
・ショートカットボタンも左右均等が理想
・デスク周りの都合で白色希望
等の条件で探しました。
Logicool GPRO は通常モデルは黒のみでしたが限定白色GhostEditionがあると言うのを聞き及び、直販サイトでは一瞬で売り切れていたところを若干プレミア付きで購入して使っています。
体感としては軽く且つ精密、ホイールやボタンのクリック感も良く長時間使用でも疲れにくく、コンパニオンソフト各種設定も可能で流石ゲーミング仕様だなという気がします。
難点としてはチャージャーがmicroUSB仕様である点、白色が限定モデルである点、またボタンマイクロスイッチはもう少し押し込み感があっても良い気もする程度です。
後継機種Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2では白色が標準カラーとして揃っており、拡張ボタンが片側で差し支えなければこちらも良いかと思います(自分も拡張ボタンを使っているかというと使っていない実態ではあります)。

Shokz OpenRun Pro

ランニング用のオープンイヤー&骨伝導イヤフォンShokz、毎ランニングごとに愛用してPodcastや音楽を聞いてます。以前はAirpodsPro使ってたのですがある時境にカナル型イヤフォンすると外耳トラブル頻発するようになりオープンイヤー型に切り替えました。
良い点としてはオープンイヤーでカナル型のような耳への刺激が少ない点、難点は骨伝導型のため音質はベストではない点、また地下鉄などでは実質使用困難な点等でしょうか。
上位機種のオープンイヤイヤフォンOpenFitも試していますが左右独立型で取り回しがやや面倒で今のところOpenRunProをもっぱら使ってます。

ソニー 65V型有機EL XRJ-65A80K

2023年初頭にとあるOLED "65モデルを喜び勇んで購入したのですが
・新規採用の組み込みOSが安定せず動作が遅い
・マルチチャンネルPCMやDolbyAtomosの出力が安定しない
・テレビ視聴中にスリープする
などの諸問題に失意のどん底に。
とあるお得ディールもあり短期間で定評あるBraviaへの買い替えに至りました。Braviaの体感は非常に良く安定しています。AndroidTVが組み込みであるのも利点でこのため貴重なHDMIポートを一つ開放することができます。
リモコンがBT接続なのも地味ながら快適な点でIRリモートのようにリモコンをテレビ方向に向けるハリーポッター仕草をせずにすみます。
概ね満足度高いですが難点としては下記のような点です
・脚のデザインがちょっと三角形形状で主張がある
・サウンドバーと併用したときの高さ調節が絶妙に合うという感じではない
・ディスプレー厚み、背面のケーブル取り回し配慮などは改善の余地ある気も

思いの外大変だったのは前OLEDテレビの売却で、OLEDテレビはほとんどの運送会社が発送受付無し、もしくは相当な高額という現実を知らずに売却段階で衝撃を受けました。結果としては車で引き取りに来ていただける方にお譲りしたのですが売却価格としては購入時の1/3程度でOLEDテレビのリセルバリューは相当低いということを学びました。現状、液晶テレビであれば大型家電扱いで配送できるようですので、リセルを考えるとminiLED等が良いのかもという気もします。

デノン Denon AVS3 8K対応HDMIスイッチャー /ブラック AVS-3K

前述OLEDテレビの外部HDMIポートが4つあるのですが(最近殆どのテレビはこの仕様でBroadcomチップの仕様制限であるようです)、eArc接続、Apple TV、Nintendo Switch、Playstation 5、Xbox Series Xと数えていくとポートが足りずこれを解消するためにHDMIスイッチャを各種試してみました。
が手動切替方式のスイッチャは切り替えにひと手間増えてしまう分体験が悪く、スイッチャとしては大分高額レンジになるMarantz/DennonのHDMIスイッチャを手配してみました。
このスイッチャの良い点は双方向でCEC対応しており、下流に繋がったデバイスそれぞれからテレビの電源ON/OFF、テレビスイッチャ双方でのHDMI入力の切り替え、テレビからのデバイス電源オフがシームレスに行えます。体験としてはHDMIポートが増えた状態に近くこれにて一件落着です。

発売元のDennonとMarantzは今や同一会社別ブランドで、本製品はそれぞれのブランドからロゴ違いで販売されています。ロゴの好みとしてはMarantzのほうがどちらかというとAVレシーバーブランドであり良い気もしましたが、底値買いの都合によりDennonモデルを購入しました。
長期的にはHDMIストリームもおそらく無線化する流れではあり時代の徒花的デバイスではありますが、限られたHDMIポートリソース問題に対する(AVレシーバを使用しない前提で)現状での良いソリューションであるかと思います。

Apple USB-Cケーブル

USBケーブルも長い旅を経てAmazonの特売を見てはあれでもないこれでもないと探し求めてきました。
要件としては
・白い
・絡まりにくい
・ゴテゴテしておらずシュッとしたデザイン
・ロゴなし
というものですが中々これはというケーブルが見つからずにいます。
自分の知る限りで現状最適なケーブルはiPhone 15等に付属しているUSB-Cケーブルが要件にごく近いですが、問題点として
・USB2.0仕様でUSB3.0/Thunderbolt接続等に対応してない
・USB3.0/Thunderboltケーブルはより高額で黒色のみ
・高額で何本も買い溜め&消耗品扱いにするには難しい
・歴史上Appleのケーブルは耐久性に難点ある
等結構制限難しく現状一本だけ使いながら様子を見ています。
今後iPhone付属ケーブルがフリマサイトに多く出回るようになった時点で底値拾いしていきたい所存です。

HueSwitch

みんな大好きIoTですが、昨今手配した中でのヒットはPhilips Hueのスマートボタンです。
良い点としては
・デザインがシンプル
・押下感がソフトで適度な快感がある
・壁付のアダプタも付属していて壁付スイッチとして運用できる
・Zigbeeデバイスとして安定動作している
・Hueファミリーの中では比較的入手しやすい良心価格
などがあります。
スライダ式の調光スイッチも販売されてますのでこちらも試してみたいところです。

Pixel Watch 2

どこのマッチポンプかと思いますが(アフィリエイトリンクは自粛)、Pixel Watch 2になりPixel watch比バッテリ持ちが体感で1.5X〜2X程度に向上した点が大変良いです。
Pixel Watchデザインの良い点は左利きフレンドリーで、左右反転した場合もクラウンの位置含めて完全にシンメトリーに反転できます。
自分の用途としてはMobile Suica端末としての用途がほとんど、時々通知を受けて便利なことがある程度です。
今後に期待な面としてはApple Watchと比較してまだまだこなれていない点、バッテリ持ち、コンパニオンデバイスとしての有用性がまだ不十分な点等発展の余地多いデバイスであると思います。

IT&家電番外編

一方で購入してはみたものの若干期待値に届かなかったものとして、下記のようなものがあります。それぞれ良い製品ではあり一定の期待値で試してみましたがまだ毎日使う頻度にはなっていないです。

Sony WH-1000XM5

WH-1000XM4の後継機として期待感して購入しましたが、アームのデザインテイストがちょっとノイジーなデザインに変わっており、その点前モデルのほうが好みに合っていた気がしました。
また前モデルではアームが折れ曲がってケース収納時にコンパクトにできるギミックがあったのですが、アーム更新に伴いそのギミックが収納ケースが大型化した点、また飛行機用のアダプタが同梱されなくなったなど製品コンセプトの変更、コスト削減による取捨選択があったような気がします。

Xbox Series X

2世代ぶりに触ったXboxでしたがマーケットの導線、ダッシュボードのUXなどが煩雑で、どちらかというとPC/Windowsに近い体験になっている気がしました。またフローによってはバグもありソフトウェアスタックがこなれていない印象があります。本体のデザイン、HWは相当よくまとまっているだけに今後に期待したいかと思います。
またPlaystation付属のDual senseが剛性高く使いやすい点と比較し、標準付属のコントローラーが全体ボタン押下の感触が悪く、特に十字パッドがいまいち良くない気もします。これはPro Controller前提にしているようでもありますので機会あればPro Controller試してみたいと思ってます。

Homepod Mini

Mac miniの音声出力問題解決のためにステレオペアで導入してみましたが、現状シームレスにMac miniのオーディオをフォワードできる状態ではなく、もう少し環境の調整が必要かと思ってます。

Surface Laptop 5

Windows開発環境構築のため選んだSurface Laptop 5ですが、日本国内展開が日本語キーボードのみのため海外オークションサイトから国際便発送で取り寄せチャレンジしました。
が途中で貨物トラッキングロストが続き2回3回と注文し、それぞれ注文ごとにモデルや色を間違えるヘマも重なり最終的には
・Surface Laptop 5 緑モデル(欲しかったのはプラチナ色)
・遅れて配送されてきたSurface Laptop 5 Alcantaraモデル(フェルト時の外装、欲しかったのはプラチナ色)
が手元に残るという微妙なわらしべ長者状態になりました。

2024年のOKR - IT&家電編

という形で2023年はデスクトップ環境構築が大きなテーマになりました。
2024年のテーマとしては、
・MacbookProもしくはMacbookAirのリプレース、メモリサイズ増大計画
・室内リフォームに合わせて全照明全スイッチ全ブラインドIoT化計画、ついでにRasp Pi 5ファンレス環境にアップグレード
・リフォームに合わせてリビングスピーカーをUS国内で買い付け計画
・同じくリフォームに合わせて洗濯機ドア方向を逆にするかどうか計画
・地下鉄でのオーディオ環境改善
・理想のキーボードを求める旅
・Mac miniサウンド出力改善計画
等の大規模計画が控えています。ご期待ください。。

2023/1/8 誤字脱字修正、テレビ若干追記

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