バモス②

昨日の続き

メキシカンな彼の姿が何故かアラビアンのニザに似てると行ったが、どちらも日本人(の若者)からは感じられないレディファーストの空気があった。
例えばまあ歩くとき先に通すとかドアを開けるときとか
ちょっと遅れたらめっちゃ謝ってくれる(ニザは遅刻魔)とことか下ネタ言う前に「悪い言葉使ってしまって申し訳ないんだけど」(ニザはそもそも下ネタ言わん)って断ってくれるところとか、
なんか文字に起こすと日本人でもそんなやついっぱいいるだろって思うんだが、随所に「女性は丁寧に扱うべき存在」という考えが行動に表れてるなあと感じた。

その甘い対応にまんまとハマってしまいそうな薄情者であるが、ちなみにデンマークでそれを感じたことは限りなくゼロであった。
まあデンマーク人男が学校にちょっとしかいなかったから根拠にはできんが
「男女平等」と「レディファースト」は相容れないのかなあとも思う。

まあ字面で見たら当たり前ジャンって感じですが。
「男女平等」を謳うときって大体女性の権利を主張することが多いじゃないですか。社会における女性の力が弱いっていう。
レディーファースト、女性に対するリスペクトによってそれが解決するかと言われればそうじゃあないんだろうね。

例えばニザが生まれたシリアでは男性優位社会が根付いているという。まあニザがどこまでシリアで育ったのかは知らないが。一方、ふざけて女子たちに「ネットフリックス見に部屋こない?」とニヤニヤ言ってまわり下ネタを連発する日本人を訝しんでいた。「こいつは女性に対してなんて失礼なんだ!」
私が住んでた部屋は元々ニザとアビがいて3Pをしたことがあるやらなんやらとか、テキーラレモン裸盛りショットでデンマーク流ゆきぽよの胸を合法で舐めていたのを見たことはあったが、なんじゃろね、なんの違いなんだ。

レディファーストってやっぱり、「女性は弱いから守らなければいけない」っていう発想が前提なのかな?男たちが社会を動かすんだ!っていう。

レディファーストを受けるということは自分の弱さを認めることになるんだろうか。
あのメキシコ人は本当に優しかったけど、なにを考えてるんだろう。

なんかよく分かんないことかいてんね、はにゃあ


メキシカンから聞いて面白かったことでもかいとこう。

スペイン語スピーカーには日本語が簡単らしい!
というのも、母音の読み方?が同じだそうだ。スペイン語分かる人そうなんですか?
私の名前って自己紹介で言ってもヨーロッパの人に大抵「はにゃ?なんて?」って聞かれるんやけど、メキシカンは一発で驚くほどきれいに発音してくれた。
そういえばフォルケで一番最初にニックネームじゃない私の名前を呼んでくれたのは、スペイン人のアマンダであった。あんまりしゃべったこともないのにこんな分かりにくい名前を覚えてくれてるなんて、、(´;ω;`)と感動していたが、メキシカンの話を聞いてすっきり納得した。アマンダは私の名前を普通に聞き取れていたのか。そして発音も非常にきれいだった。
メキシカンは日本語を勉強していて、私は「外国人の話すかわいい日本語」を想像していたのだが思っていた百倍きれいな日本語で驚いた。ちょっとぎこちないネイティブくらいのかんじである。
てことはワシもスペイン語話せるようなるってことかにゃ?と思ったが、まず巻き舌ができるようにならねばならん。チュrrrrrロチュrrrrrロチュrrrrrロ

言語の話もした。彼は英語とスペイン語と日本語が話せるよと言った。
私はアリックスの話をした。
「ベルギーにと友達がいるんだけど、5か国語は話せるんだよ」
「5!?」
「うん。英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、あとスペイン語もちょっと分かるっていってたなあ」
「オランダ語!?なんてこった!」
驚き方が本当に上手である。私もこれくらい表情が動けばいいのにと思う。
そして身の回りの多言語者の話をした。彼は三か国語が話せると言ったが、フランス語もスペイン語と似てるのでなに言ってるかなんとなく分かるらしい。
「それを言ったらポルトガル語も似てるんじゃない?」
「That's same」
彼は笑って言った。「ポルトガル語はスペイン語に1語足しただけとかでほぼ同じだから、ポルトガル語を話せる言語にわざわざ入れることはないのさ」


私もスペイン語とかフランス語勉強してみようかなあ、言語って面白いなあ。
スペイン語ってやっぱり南の風感じるしな。サンバとか情熱のかんじが。


月曜日にけっこう本命の面接があってさ、この前面接練習してもらったんよ。
ダメダメでしたね。
そもそもちゃんとした就活の面接ってしたことないんやけど。
言いたいことが多すぎて何が一番大事なのかわかんないし、
要領を得ていないなと自分でも思う。

一方昨日行った英会話バイトの面接では良きかんじに話せた。
面接官と場所の雰囲気が良かったのも大きいと思うんだけど。
同業者じゃないからこそあんまり詳しく言わなくていいから、捻らず分かりやすく話せたのかなって思う。
ゴチャゴチャ考えちゃう気質だけど、誰にでも伝わるようにシンプルに話すということを心掛けていきたいなと思います。

そういえば英語の試験も受けたんだけど、楽しかったね。今回は英作文があったのよ。英作文なんて受験でも使ってないしいつぶりだよ~(´;ω;`)とビビっていましたがテーマが簡単だったので余裕でした。「日本の一日は長いからね、日没はヨーロッパよりよっぽど早いのに。会社は電気を長い時間使いすぎなんだよ、山の上から素晴らしい夜景を楽しめるんだけどさ。」みたいないらん皮肉を使ったり謎に例の解像度あげたり、採点する人をクスっとさせようと時間めいっぱい使って頑張りました。あんまり条件が合わなかったから受かってもあそこに行くことはないと思うけど、英作の感想と点数だけ教えてほすぃ~
高校のとき「英作に個性を出せ」とか言われたことあるけどこういうことやったんかな、今は楽しめる余裕があってイイね。


ほなほなアデューーー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?