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ユーザー車検を受けてきた2

不意に車検の時期が来たことを知らされ、以前話に聞いていたユーザー車検を受けてみることにした話の続きです。本題はコッチですね。

いよいよユーザー車検を受ける準備だ!

前回、ユーザー車検を受ける前の準備である(私の場合の…です。)「現在の車検証の名義と住所の変更」を済ませ、いよいよ本題のユーザー車検の準備を開始しました。

とにかく情報収集から

この時まで、ユーザー車検という言葉すら知らなかったので、「自分で車検をする方法」などで調べて以下のことを確認しました。

  1. 「まず、車検を受けたいなら予約が必要やぞ。でもな、前もって予約しとかんと急には予約は取れん。30日前にはとっとけよ。」的なことを書いてありました。(実際はタイミングが良かったのか5日後の予約が取れました。後日談ですが…)
    予約はネットで取ります。アカウントを登録して、予約しました。
    https://www.reserve.naltec.go.jp/web/ap-entry?slinky___page=forward:A1001_01
    このサイトはめちゃ便利で、実際にレーンと通る様子の解説の動画がおいてありました。初めての私には気休めにしかなりませんでしたが、詳しく丁寧に解説してありました。(記憶力が弱いので、当日は真っ白になるだろうなと思いながら視聴しました。)

  2. 「予約の当日までに書類を揃えとけよ」→私の場合は結婚して引っ越ししたので、実際はこれが最初にやることでした。現行の車検証を更新しないといけなかったので。1週間以上かかったのです…更新は。
    (この模様は別で書いてます。あ、私もだ。という人はぜひどうぞ)
    ちなみに、必要な書類は「車検証」「自動車納税証明書」「自賠責保険証明書」「印鑑」「自動車検査票」「自動車税重量納付書」「継続検査申請書」「定期点検整備記録簿」でした。(後で詳しいことを書きます。)

  3. 「事前に点検しとけよ。」→当初は「今も元気に走ってるんだし別にしなくていいんじゃないの?」と軽く捉えてましたが、そんなことはありませんでした。ちなみに、車検では基本的な確認をされるので、基本はちゃんとしとかないと落ちるみたいです。

    ・ヘッドライトの光量が足りない。とか軸がズレてる。とかはダメです。
    ・ウインカー、ハザードランプ、ブレーキランプがキレてたらダメです。
    ・ワイパー動かないとかウインドウォッシャー液がないのもダメです。
    ・クラクションが鳴らないのもダメです。
    ・発煙等がないとダメ。と書いてありましたが特に見られた感じはないです。(たまたま?)
    ・走行メーターに変なランプとか点灯してたらダメらしいです。
    ・うちはハイブリットカーだったので、メンテナンスモードってのにしないとダメでした。やり方を一応押さえておいた方が良いです。ダメでもやってもらえたらしいですが。

    まあ、普通にしてたらほとんど素人でも見分けがつくんですが、光量とか光軸とかは専門家に見てもらわないとわからないですね。

    あと、ボンネットを開けないといけないのですが、開け方を知っておかないとダメかも。中に車体番号とエンジンナンバーが刻印されている部分があり、そこをチェックされるので、ちゃんと場所の確認をしておいた方が良いらしいです。うちの車はなんと運転席に車体番号の刻印があったのですが、調べても全然わからなかったので一番焦ったポイントでした。

    また、下まわりを綺麗にして行った方が良いらしいということで、下まわり洗車して行きました。前日の夜に思い出し、風呂上がりに洗車に行きました。思い出せて良かった…

  4. 次は「当日、窓口で自動車検査票と継続検査申請書を受け取って必要事項を書け。あと自動車重量税を納付しろ。できれば自賠責も払っとけ。あと検査の手数料を払え。」というものです。受付の窓口と支払いの窓口は別のところにあるので、検査前に余裕を持って行った方が良いです。ちなみに、受付は1日に数コマあって時間で区切られているのですが、陸運局は休み時間になると全く取り合ってくれないです。当たり前ですが。実に清々しいオンオフの切り替えです。遅刻は自分のせいです。悲しいですが、自分のせいです。

  5. いよいよ「検査をうけろ」です。まったく訳がわからなかったので、受付の人に「初めてなのです」と言ったら「見学者用のコースがあるので、まずは歩いて見てみた方が良いですよ。」とオススメいただきました。ちなみに、書類をバッチリと揃えていたので、「あ、書類は全部バッチリですね」と和やかに接してくださいました。(ちゃんと揃えてない人は基本的に自己責任でバッサリいかれてました。)

    車を実際に入れるコースはいくつかに分かれていて、割とマルチに対応してくれるコースもあったらしく、「そこを通ると良いよ。」とも教えてくれました。で、「持って行ったら最初の担当の人に初めてって言えば良い感じにやってくれるよ」と教えてくれました。これがどれほど心強かったことか。そして実際にその通りでした。皆様お優しく導いてくださいました。

  6. 最後に「窓口で車検証を交付してもらって終わりだ。ちゃんと車検ステッカー貼れよ。」ということです。私は車検ステッカーを真ん中のミラーのあたりに貼ったのですが、今は法律が変わって運転席の端っこにつけることになってました。慌てて貼り直しました。最後の最後にミス…。

さて、じゃあ順番に準備しよう

まず、とりあえず訳がわからなかったのですが、中でも大きく2つわからないことがありました。順番に書きます。

その1:使用者しか車検受けれないの?

私の場合、車の「所有者」はローン会社で、「使用者」は妻、私は車からしたらどこの馬の骨かわからない得体の知れない単なるオジサンだったので、そんな私が車検を受けることができるのか?という疑問が沸きました。

結論としては、全然大丈夫で、委任状とかも不要でした。予約は私の名前で入れました。不安だったので陸運局のお問い合わせ専用ダイヤルで聞きました。めっちゃ丁寧に教えてくれたので、スッキリしました。

その2:自動車納税証明書がない!!

妻に「証明書を出して欲しい」と伝えると、「ネットで払ったからそんなもんはない。」ということでした。スマホを見ると確かにネットで払った形跡。さて、どうしたもんか。証明書の発行をしてもらわないといけないのか?面倒だ。とか考えていました。

これも結論としては「不要」ということでした。ネットで払ってて結構日が立ってるので、陸運局側で確認が取れるそうで、要らないということでした。これは、払ったのがいつなのか?で答えが変わりそうな話でした。楽で良かった。

その3:車検は1人しか車に乗れないの?

あ、そう言えばもう一つ疑問があったのでした。もし使用者しか車検を受けれなくて、私が受けるなら委任状みたいなのが要るんだとしたら、2人で乗って受けれたら楽だな。とか思ってたので。ちなみに、1人しか乗れません。さらに、別に委任状なぞ不要でしたので問題はありませんでした。

心強いユーザー車検の味方「テスター屋さん」

この「テスター屋」というのが正しい言い方なのかは定かではありませんが、非常に重要なお店だということは間違いないです。

私がユーザー車検を知るきっかけになった友人と話す機会があり「あ、今度ついに私もユーザー車検を受けるのだよ」と言ったら「先にチェックしとかんと落ちるよ。多分。」と言われたのです。え?マジで?

そこから血眼になってテスター屋さんを探し、陸運局の近くで発見。車検当日の朝にドキドキしながら訪問しました。前述の「光量とか光軸」のチェックをしてもらった訳です。ついでに、書類のことや車検の受け方(受付など)も詳しく教えてもらったので、車検のコースに入る手前までは気持ちが追いつかないくらいのサクサク感で進みました。

自賠責も手続きをしてくれました。ありがたや。

さて、お金の話をしよう

というわけで今回自分でユーザー車検を通してみました。かかった費用はと言えば…

  • 車検証の名変(約1万円程度。駐車場の管理会社の一筆をもらうのに7000円くらい使った。警察署で書類もらうのに3000円弱。という内訳(これは我が家の場合の経費です。皆が払うわけじゃありません。)

  • 自動車納税(3万6千円くらい?妻が払ってたので詳しくわかりませんがこのくらいな気がする)

  • 自賠責保険と細部の調整(20000円弱くらい)

  • 自動車税重量なんとか?と検査費用(合わせて22300円、ハイブリットカーは安いみたいです。)

  • あとは12ヶ月点検の費用です

どっかにメモしておいた方が楽な情報

継続検査申請書を書くときに必要な情報です。
(基本的に車検証を持ってたら別にいいんですが)
・自動車登録番号
・車体番号
・有効期限(車検が2年ごとの車は「4」、1年ごとの車は「2」を書く)
・受検形態(申請者本人が受検は「1」代理人は「2」)
・定期点検(後で受けてもいいので、その時は「1」受けてたら空欄)
・走行距離計表示値(タコメーターを写真でも撮っておきましょう)
・申請人(住所氏名を記入します。押印が必要な時があるかも?私は不要でした。)
・受検者(代理人が受ける時は代理人の名前と住所を書きます。私は代理人でした。名前書きました)

荷物は下ろしておこう。ってどの程度?

調べていると、「荷物下ろしとけよ。色々下ろして綺麗にしとけよ。」的なことを書いてあるサイトがありました。理由は、ヘッドライトの軸が狂うから。というのと、シートベルトが見やすい状態にしといた方が良いから。らしいです。私は荷台の荷物は全部下ろしたのですが、ベビーシートは乗せたままで行きました。それで別に良いみたいです。

というわけで、約1月半の間、私の脳の片隅でプレッシャーを与え続けていた「ユーザー車検」を見事に終わらせて気分爽快な中、次回に備えて備忘録的に、また、なんかやりとげたのでとりあえず「言いたい」「書きたい」状態になっていたので書き殴っておきました。

なんせ、わからないことは「問い合わせ窓口」「テスター屋さん」「受付の人(書類バッチリ前提?)」「検査レーンの人」がかなり優しく教えてくれるので、心強かったです。

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