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店主の積読 8月28日

こんばんは。今日もお疲れ様です。
ブックバー ハコニトです。
今年の5月にオープンして、本が読めるウイスキーバーとして地味にやっています。

オープンして、約4か月。
期待しようがしまいが、そんなにいきなり大繁盛するわけでもないので、
「とりあえず、暇なときは本でも読も」
と思って、店に入れた本でまだ読んでないやつとか、個人的に読みたかった本とか、カウンターのPC横につんでいるのですが。
やらなきゃいけない事務作業があったり、ありがたいことに読書に没頭できないくらいにはお客様来てくださったりで、最近積読本が増えつつあります。

一回積み始めるといつまでたっても積んでしまったり、読まないうちに読みたい本増えて、さらに積読ふえてしまったりしそうなので。
ちょこちょこ何を積んでるか、記録していこうかなと思っています。
まだ、読んでないので、感想は書けませんが。
どんな本を積んでて、なんで読みたいなと思ってるのかとか、そういうことを書いていきます。


【8/28の積読】
①ディズニーキャストざわざわ日記/笠原一郎
②ほんとうのリーダーのみつけかた/梨木香歩
③祖母姫、ロンドンへ行く!/椹野道流
④ハンチバック/市川沙央

①ディズニーキャストざわざわ日記/笠原一郎
20代のころ、オープニングスタッフとして働き始めたバイト先の結婚式場の支配人が「ディズニーランドみたいな店にしたい」と言っていて。
私はピンと来ていなかったし、ほかのバイトの人たちもほとんどの人が支配人の言う「ディズニーランドみたい」の真意を理解していなかったと思うんですけど、その後、数年たってビジネス書や自己啓発本の中にディズニーのホスピタリティとか働いている人たちのモチベーションの高さみたいなやつを見て「はぁ、なるほどね。あの人はこういうことが言いたかったわけね」とぼんやり理解したわけなんですが。
じゃぁ、自分がその支配人の真意をなんとなく理解したうえで、そういうディズニーのマインドみたいな本を読んで、めちゃくちゃ感銘を受けたかというと、そうでもなく、ディズニーの○○みたいな本を見るたびに、なんか「ほんとか?」みたいに思って斜めに見てしまいがちです。
そんななか、この本を見つけて、
「ディズニーキャストでも、ざわざわするのかー。まぁ、そうだろう」
と思って、なんか、この本読めば、ディズニーで働く人のマインドの本質が垣間見えるのではと思って、読みたいと思って今のところ積んであります。

②ほんとうのリーダーのみつけかた/梨木香歩
お店を始めるときに、自分の持ってる本だけではお店の本だな埋められなさそうだったのと、自分の好みだけで集めるとほんの趣味が偏りそうだったので、本屋さんに選書をお願いして入れてもらった本があるのですが、この本はそのうちの一冊で、お客様が読んでいて、読み終わった後にお客様の話を聞いて、次それも読みたい。と思って。

梨木香歩さんといえば「裏庭」や「西の魔女が死んだ」など。
若かりし…というかまだ子供のころ、すごく好きで何回も読んだ本の作家さんです。
好きな作家さんではあるのですが、梨木さんのフィクションじゃない本は、実は読んだことがなく、でも、なんとなく梨木さんが「ほんとうのリーダーのみつけかた」を書いているというのが面白くて、私の中の梨木さんは中学生の時で止まってたな。とふと思いました。
ちらっと中身を見たら「君たちはどう生きるのか」(書籍のほう)についても触れられているということなので、なんか、タイムリー(?)と感じて、読んでみようかなと思って今のところ積んであります。
「僕は、そして僕たちはどう生きるか」も読みたいけど、とりあえず、まず手元にある「ほんとうのリーダーのみつけかた」を読んでから考えます。

③祖母姫、ロンドンへ行く!/椹野道流
椹野さんの本、「時をかける眼鏡」シリーズだけ、読んでいます。
私、メガネが好きなんです。メガネっていうだけで、もうすごく好きになっちゃったり、何本もメガネ買っちゃったり、何かメガネに異常な執着があるんです。なんでかは、よくわからないですけど。
そんな私とはメガネだけでつながっていた椹野さんですが、変わったお名前、というのもあって、この本を見た瞬間に「あ、メガネの人じゃん」と思って手に取ったのですが、私はイギリスも好きだし、孫と祖父母の話も好きだし、なんとなく内容が可愛い気がしたので、これは、読もうと思って今のところ、積んであります。

④ハンチバック/市川沙央
言わずと知れた、2023年前期の芥川賞受賞作です。
普段、芥川賞とか直木賞の受賞作は、冷静な気持ちで読めない(すごく期待してしまったり、すごく斜めに見てしまったりする)ので、ちょっと期間を開けてからやっぱり読みたいと思ったら読んでいるのですが。
お客様で「芥川賞とか直木賞とかで読書会やってよ」と言って下さる方がいたので、やろうかな。と思って。
やるとしたら、芥川賞一作品、直木賞二作品あるけど、どれで読書会やるのがいいかな。と考えたときに、読了を参加条件にするんだったら、芥川賞のほうが読みやすいか(内容は別としてページ数的に)と思って、とりあえず、やるからには読んでおかないとな。と思って。読むことにしたのですが。
思いのほか、周囲にハンチバックの読書会やるところが多い。
みんな考えることは同じか。
みんなやってるのに、うちでもやってもなぁ…。
と思って、読書会は検討しなおしということにしたのですが。
せっかく読みかけたし、結構読みやすそうなので、とりあえず、読み切ろう。と思って、途中読みで今のところ積んであります。


そんなかんじで、今は4冊積んでいますが。
読みかけているのでまずは、ハンチバックかな。
どれも読みやすそうなので、読み始めてしまえばあっという間に読んでしまう気もするのですが。
あんまりしっかり読書できてしまえるほど、お店暇でも困るなー。

がんばります。


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