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おすすめ度★★
 「もしアドラーが上司だったら 」美少女と読むビジネス本!

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おすすめ度 ★★

アドラー心理学をビジネスシーンで活用する物語だよ。
同じくアドラー心理学を説明した「嫌われる勇気」よりも、理解しやすいとと感じたよ。

今日は小倉広氏の「もしアドラーが上司だったら 」について話したいと思う。

まずは、この本をボクなりにまとめると以下のようになるかな。

「自分の存在価値を認め、自己受容しよう。他者を喜ばせることを通じて、社会に貢献しよう」

〜以下詳細〜

本書は、上司である「ドラさん」からアドラー心理学を学ぶという物語だよ。
さっそく、特に印象に残った部分を解説したいと思う。

✓”機能価値”と”存在価値”について
・機能価値とは、会社での成績や評価など、自分を商品としてみた時の価値のこと
・存在価値とは、親からの愛や仲間との絆などの自分の存在そのものとしての価値のこと
・両者を混同させて、「会社の成績が悪いから、自分は無価値だ」などと思ってはいけない
・まずは存在としての自分や他者を認めてあげよう

✓誰かを喜ばせることについて
・人間は、周囲の人に貢献できていると認識した時に自分に価値があると実感できる
・他者が自分をどう思うかは、他者が決めることと認識する。他者にどう思われても、他者に貢献しよう
・人は相手からされた行為を返したくなる心理(=返報性)を持っている。他者を敵と見なした時、自分も敵と見なされる

✓信頼と信用について
・信頼は無条件で相手を信じ、人に優しくする態度のこと。非公式の繋がりに適する
・信用は条件付きで相手を信じ、相手が裏切らなければ、相手を信じる態度のこと。公式の繋がりに適する
・会社では、信頼と信用の両立が求められることに注意する


✓この本を読んで欲しい人
・「嫌われる勇気」を読んだけれど、いまいちピンと来なかった人

✓なぜ読んで欲しいか
・解説が「嫌われる勇気」よりも平易なため、理解しやすいと感じたた

✓100文字で要約

・存在としての自分に価値がある自己容認しよう
・その上で他者に貢献することで、共同体の中での自分の価値を認めよう
・他者が喜ぶかどうかは、他者が決めること。自分はただ、他者のことを思って行動しよう
・自分と異なる意見を攻撃と見なさないようにしよう

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